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青森移住ぼちぼち珍道中〜兵庫県から青森県へ#50 玄関開けたら〜

安定なき生活をスタートした我が家。
もう12年前かぁ、どうやって生活していたのだろうか。
ちゃんと覚えてないけど、
節約しながら贅沢はできないけれどなんとかなったのかな。

1号は小学3年生、2号は1年生。
保育園の送り迎えもなくなったし、
収入は安定しないけれど、
子供達が病気したら誰に気を使うことなく看病出来る。
働く母にとってこれ以上にない安心感。
不思議なことに、
その点では心に余裕ができたので、
子供達も熱を出すこともなくなり、
それまではインフルエンザの予防接種を受けていても毎年感染してたけれど、この年から感染しなくなった。

マイホームを購入して2年目の夏。
市民プールに泳ぎに行ったり、週末はキャンプに行ったり、
家のガレージでBBQしたり。
市民プールは大きな流れるプール、25mを一気滑れる「ウォータースライダー」があって、100円で入場できる、それはそれは子供達には大興奮のプール。

お金がないならないで楽しみ方はあるのである。

ご近所さんとも段々親しくなり、
田舎だったので沢山、野菜をお裾分けをもらい本当に有難い。
朝、子供達を見送るときに玄関をあけると、
3軒隣のよくしてくださってた75歳のおばちゃんが、
朝どれ野菜を置いてくださっていた。

↓ これは控えめな量で、
きゅうりでも30本とか、ピーマンも何人分の青椒肉絲ができる????てくらいの量。

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「おばちゃん、いつもありがとう!とても助かります、でも私、何にもお返しするものない〜」とお礼を言いに行くと、

「そった、おめんどにお返しもらおうなんて思ってね〜、いっぱい採れたはんで食べてもらわねえと困るじゃ」と。
親戚のように本当に可愛がってもらって、
このおばちゃんがいなければ、
馴染めてなかったかもしれない。

田舎ならではの付き合い方を教えてもらったり、
ご近所さんを順番に紹介してくださったり。

今年でおばちゃんも88歳、
まだまだ現役でりんご畑の仕事をしている。
おとついも会ったら
「また、太ったんだか?(笑)仕事も忙しくしてるんだな。子供達も元気だか?」と毎回、太ったと言うおばちゃん。確かに当たってるけど、、笑

いつまでも長生きしてね。
つづく

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