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形が好き
いろいろな形が好き。たとえばこんなの。
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どこがどんな風に好きなのかと問われると困るのだけれど、いろいろな形を観ていると、面白いなぁ、不思議だな~という気持ちが湧いてきて、飽きることがない。
上述した例は、非対称のものが多いけれど、対称のパターンのようなものも好き。だから型紙とかも好き。以前、2012年に、三菱一号館美術館で行われた「KATAGAMI Style」展では、図録を買わなかったことを後悔して、翌日、図録を買うことも兼ねてもう一回行った。図録はいまでも本棚の一番いいところにおいてあって、ときどき眺める。
ロンドンに出張の機会があると、時間を見つけて「ヴィクトリア&アルバート博物館」(V&A)に行った。大英博物館も形好きとしては捨てがたいのだけれど、形ということだけに拘るならV&Aに軍配をあげたい。
あるとき、ただ形をみるためだけに「ヴィクトリア&アルバート博物館」に行くと"ALEXANDER McQUEEN展"をやっていた。それ誰?という感じで展示会エリアに足を踏み入れたが、心から驚いた。形好きとしてこんな面白い展示会はなかったのだ。このときの図録も大切にしているもののひとつだ。
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形好きを公言する人はあまり多くないような気もするが、それは《形好き》という言葉が共有化されていないだけなのだと思う。カワイイとかもある意味で形好きなのだと、私は勝手に思っている。
最近は美術館にもあまり行っていないが、それでも面白い形を見つけるとワクワクする気持ちが抑えられない。たとえば最近みつけたJapan Searchの『日本の文様2 動物、植物』とか萌える。
探せば、形は身近にいくらでもある。