認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ(DFJI)
2011年に、国際大学GLOCOM・認知症フレンドシップクラブ・富士通研究所の3組織で、共同プロジェクト「認知症プロジェクト」を始めた。認知症という社会的課題に対して、「企業は何ができるか」が最初の問いだった。
2013年には、その位置づけをもう少しより広くとらえ、非営利型一般社団法人として『認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ』(Dementia Friendly Japan Initiative)を設立した。
名称の間口は広いが、その意味は、『認知症をとりまく課題を社会のデザインと捉え、企業・自治体・NPOなど様々なセクターから人が集まった、ネットワーク型の組織』というものだ。
組織として『これだけはやろうね』と決めたことは、年に一回、サミットという形で集まって、いろいろな話をしようということだった。そこでは、学会のように既に得られた成果を共有するのではなく、これから取り組みたいことや、モヤモヤと考えていることを話せればと考えた。
毎年、8月最後の土日、場合によっては9月の初めの土日に、認知症フレンドリージャパン・サミット(DFJS)として集まっている。今年はオンライン開催を目指そうと思う。
ネットワーク型の組織として、さまざまな人たちと一緒にプロジェクトを創り、いくつかの挑戦もしてきた。
DFJIの活動を進めるうえでもっとも重要なポイントは、知恵を寄せることだと思う。それは、ネットワーク型の組織だからこそできることだし、特徴でもある。
DFJIは、Facebook上のコミュニティ・プラットフォームをベースにして活動している。機会があれば、ぜひ覗いてみてください。
訪問していただきありがとうございます。これからもどうかよろしくお願い申し上げます。