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坂戸日記 2024.09.14

2024年9月14日(土)晴れ。

韓国ドラマはよく観るほうで、今朝は韓国ドラマ『馬医』を見終えた。面白かった。勧善懲悪と言われればそうなのだけれど、そういうものを心が求めてしまっているのかもしれない。『馬医』は面白かったが読書時間はかなり吸われた。『百年の孤独』の再読も、参加する読書会前に課題範囲を読み終えられないかと焦ってしまった。

土曜日なのでいつも通り、市民プールの水泳教室に向かう。市民プールへはスロージョギングを兼ねて歩いていく。『馬医』を見ていて少し出遅れたが、午前中はまだ30℃は超えておらず、スロージョギングでも大丈夫な気温と湿度だった。少しずつ秋が近づいている気がする。

水泳教室は9月から生徒が私一人になり、個人レッスン状態に。ちょっとお得感がある。生徒が一人なので、クロールの腕の使い方もかなり細かく見てもらえる。ただ、なかなか感覚がつかめない。自主練含めてもう少し時間が必要なのだろう。

今日はクロールの腕の使い方に加えて、ターンの練習をする。といっても壁に手を掴まってするターンなので普通のターンだが、それでもいろいろ細かい注意を受け、身体のひねり方、腕の動かし方、水中での姿勢、水中からは腕で水をかきながら浮上するなど、なるほどなと思う。その後、少し速めに50 mを泳いでみるように言われる。大げさではなく死ぬ。水泳を習い始めた頃、25 mで死ぬほどはぁはぁしたのに比べれば進歩だが、50 m続けて泳ごうとすると後半、折角習った腕の使い方もなにもバラバラになってしまう。身体の使い方だけではなく、基礎体力が不足しているのだと痛感する。、

市民プールからの帰りは気温が既に35℃近く、ウェザーニュースの熱中症予報では《著しく危険》だし、日和ってバスを使った。行きは多少汗をかいてもどうせプールだし、身体が冷えて気持ちがよいが、帰りに汗みどろだになると家に帰ってもう一度シャワーを浴びなければならず、それも面倒くさいし。

昼食後、パク・ミンギュの短編集『カステラ』の続きを読む。プールの疲れで少しうたたねもする。

夕食後に読了。どの短編も面白かったが、特に「あーんしてみて、ペリカンさん」がよかった。ユーモアのあり方や口調、登場人物たちの振る舞いやそこに寄せる著者の視線が、ジョン・アービングを読んでいるような感じで私は好きな作品だなと思った。

その後、浅野いにおの短編集『ばけものれっちゃん/きのこたけのこ』を読み始める。冒頭の「ばけものれっちゃん」に衝撃を受ける。この短編集は別の機会にゆっくり読もうと思むことにしよう。

代わりに第2章の途中まで読んでいた『ハイデガー「存在と時間」 』(100分de名著)を読了する。『罪と罰』に希望を感じた高校生だった私にとって、ハイデガーをなんだかな~と感じていた理由がちょっとわかった気がする。

明日はまだ第1章までしか読めていない『マチネの終わりに』を読もうかと思う。本当は恋愛小説にあまり興味がないのだけれど、まぁ、連休だし。

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