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4000回の好き

平成元年にドロシーと結婚したから、平成+令和が結婚年数になる。だから、ええと、平成31年が令和元年だから30+6で結婚36年?

日数にすると閏年は省略すると365*36=13,140。つまり毎日「好き」といえば1万回を超える。1万回が多いか少ないかは、まぁ、判断はいろいろ。

36年間の好きほどにはならないが、「noteの"スキ"が4,000回を超えました」とお知らせがあった。FacebookやX(Twitter)のいいねと同様に真水がどれくらいかということもあるけれど、結婚した人同士の「好き」だって、真水はどれくらいかと問わない方が平和だと思う。いいじゃないか、好きは好きで。なんらかの意味で、つまり応援の意味も含めてボタンを押してくれたんだと思う。それはありがたいことだし、うれしいことだ。

そんな風にシンプルに喜んでいればいいのに、数値好きで数値を見るのがすきだから、ついグラフにしてしまう。もちろん結婚生活ではこれはやらない方が無難だと思う。もちろんやる勇気もない。

2020年の全体ビューとスキのピークは、新型コロナが始まった頃に結構頑張ってnoteを書いていたこと以上に、Zoomの使い方のような記事の一つがよく読まれていたからだ。いまでもそのときの142,442ビューと177のスキは単独記事として超えられることがない。

それでも、比率にするとその記事のビューは全体の57%でスキは3%だから、その頃よりも最近はスキをもらえることが多くなっていることになる。実際、月別にするとこの何ヶ月かはZoomの記事のピークを上回っている。

それは私の記事が面白くなったとか、人気が出たとかいうことではなく、毎日コツコツと書き続けていることの効果の方が大きいと思う。時間は不定期でも、ちょっと見かけてスキのボタンを押してもらえる。それはやっぱりとてもうれしい。

本当は目次をつけたり、読みやすい構成にした、価値のある情報を提供したりすることが大切なのだとは思う。なにかを読むというのはそれだけでもコストだから。ドロシーはよく「誠意を示しなさい」という。もちろん、誠意とはお金だ。

たぶん、これは物々交換なんだろう。私が書いたものと他の人の書いたものの物々交換。交換してくれただけでもありがたいし、うれしいと思う。だから、私もスキのボタンを押す。貨幣経済とはちょっと違う、でも評価経済というほどのこともないボヤっとした交換経済。友達づきあいとか近所づきあいというようなそんな感じ。

どうか私のご近所さんかちょっとした友達になっていただけるとありがたい。そんな風に思う。

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