坂戸日記 2024.08.17
2024年8月17日(土)晴れ。
連休10日目。先週観たジェームズ・レヴァイン指揮『ニーベルングの指環』《ヴァルキューレ》が思った以上に面白かったので、バイロイト祝祭劇場で行われたダニエル・バレンボイム指揮のものも観てみたいなと思った。
《ラインの黄金》はレヴァイン版とバレンボイム版を観て、比較的古典的な演出のレヴァイン版より、私には少し現代的なバレンボイム版の演出の方が面白いと思えたのだ。だから、レヴァイン版が面白かった《ヴァルキューレ》をバレンボイム版で観てみたいと思った。
連休は今日をいれて後2日。迷ったのだが、夏休みの連休に絶対終わらせてしまおうと思った『数学読本』2の方をまずは優先することにした。だって残りは、最後の節「いくつかの興味ある問題」であと10ページなのだから。
夏休みの目標として『数学読本』2を今日中に終わりたい。《ヴァルキューレ》ダレンボイム版が観たい。でも、先に観ちゃって夏休みの目標の方が終わらないのも残念。ということで『数学読本』2を優先することに。
台風一過。まずは朝からうどんを茹でる。一昨日と昨日のそうめんは「どうもダシが薄いな」と思っていたのだけれど、醬油とみりんの量を間違えていた。せっかく「分とく山」野﨑洋光師匠の『美味しい方程式』を真似ても計算違いしてはしょうがない。
朝食後、市民プールに行く前に少し『数学読本』2を進める。 例題にあった「三角形ABCの3つの角の正接tan A、tan B、tan Cがすべて整数ならば、それらの整数は1, 2, 3であることを証明してください」の証明は、なるほどなぁ~!と思う。たしかに「いくつかの興味ある問題」という節にしたわけだ。
少し早めに家を出て、10:50から始まる教室のまえに自主練。少し慣れてきたのか、休み休みだが40分、断続的に泳いでもあまり疲れなくなってきたような気がする。
教室の方は先週に続き、今日も生徒は私一人。同じ金額なのに申し訳ない。レーンも先生とたった二人で独占してしまうのだから。まぁ、あまり混んでいなくてよかった。
クロールの方は自主練の成果もあったのか、少しずつ進歩しているような気がする。注意されるポイントがよりよい泳ぎが出来るためのものにシフトしてきているように思える。子どもの頃とちがって、いろいろなことの進歩を感じにくい年齢なので素直に嬉しい。
「この前、平泳ぎで泳いでましたよね。少しやってみましょうか」ということで、今日は初めて平泳ぎを見てもらう。やはりちょっとでも見て「こうするといい」とアドバイスを貰えるとよいんだなと実感する。
帰宅後は『数学読本』2の続き。10ページ程度だからすぐに終わるかと思ったが、意外に進まない。明日にもつれ込ませたくないのでちょっと焦る。
夕食までに終わらず、夕食後も続け、やっとなんとか終了。長かったぁ。『数学読本』1と2とで、結局、3年3ヶ月かかってしまった。高校数学の教科書なんだから、既に卒業、いや留年状態だ。
いずれにせよ、時間はかかったけれども、それはそれとして自分としてはかなり満足。高校時代はなんだかんだ誤魔化して切り抜けてきた気がしていたので、ずっと心にひっかかりがあったんだ。 特に『数学読本』2は対数と三角関数のあたりが対象で、今回は高校時代と違って松坂さんの結構細かい計算問題も全部解いたので(答えをみたのもあるけど)、かなりやったぜという気持ちになっている。 夏休みの宿題をひとつ終わられた気分で、とてもすっきりした気持ち。
予定通り、《ヴァルキューレ》バレンボイム・バイロイト祝祭劇場版を第1幕だけ観る。