御礼『政治学者、PTA会長になる』重版出来(しゅったい)です。
まことにありがたいことに、連日、取材・媒体掲載や講演・執筆の依頼が届き、何かと多忙な日々であります。
そんな依頼に加えて、新学期から3ヶ月目、ちょうど「総会」が終わった頃なのでしょうか、またぞろ「オカケンさん!うちのPTAで◯◯みたいなことになってて、あたし(ぼくも)◯◯◯◯とか勝手にポジション半強制的に就けられちゃったんですけど、そういうのってアリなんですか?」とか、「PTAって退会できるんですか?」といった、悲鳴のような、あるいは釈然としないモヤモヤに満ちたお尋ねが来ます。
ものすごい数の、地域の子育て世代の人たち、そしてその人たちのお友達がいるので、私はかなり「よろず相談おじさん」的存在になりつつあります。「無理しないでね」くらいしか言えませんが。
コロナを経て、「活動の棚卸しと断捨離」が進んでいるところもありますが、多くの学校で「また、”半強制ボランティア”という意味不明運営に逆戻り」になっているという話が入ってきます。
区内の「一度PTAを解散して、3年後に作り直した」というところも、最新の動向として「20世紀に完全に逆戻りしてしまった」との知らせを受けました。
僕たちの社会では、本当に「任意・団体」ということが、血肉化、身体化しずらくて、まだまだPTAが「行政(教育委員会)や学校の下部機関」だと「ぼわぁーんと」思い込んでいる皆さんが、かなりの数おられることがわかります。
PTAは、「まりも愛好会」となんら変わらないというのに。
もちろん、「自由に自分たちで決めればいいだけだよね」と、それをシステム化しようと、楽しくやっているところも増えているとは思います。そのグレートな知恵と工夫には唸るものがあります。決して悲観する必要はありません。
しかし、やはり一人でも多くの皆さんに、継続して「メンバーが変わっても逆戻りしない”生活優先”のシステムを作りましょうね!」とお伝えしたく思います。
というわけで、この世で2番目に好きな四文字言葉をご報告できることになりました(1番は「家内安全」)。
重版出来(じゅうはんしゅったい)です。
発売から3ヶ月半ですから、本当にありがたいことです。
引き続き、多くの皆さんにお伝えを、よろしくお願い申し上げます。(改装が手間どって、ちょっと品揃えが悪いのですが)
もろもろのお仕事のご依頼は、FBのメッセンジャーでお願いします(あくまでも本業優先なので、全てのご依頼には対応できませんが)。