『政治学者、PTA会長になる』(毎日新聞出版)朝日新聞の書評で取り上げていただきました。
愚著が朝日新聞の書評欄で、阿古智子(中国研究者)さんによって取り上げていただけましたので、お伝えします。
この書評欄『好書好日』は、デジタル版だと鍵がなくて、全文無料読めるのですね。実にありがたいことです。
この本をレビューしてくださる様々な皆さんの文章を読んでいると、PTA、あるいは「PTA的なるもの」と、ご自分がどういうふうに向き合って生活してこられたかが滲み出てこられて、「そこか。そこで頑張ったり、傷ついたり、幸せになったり、楽しかったりしたんですね!?」という受け取りができるんです。
そして、そうしたものを読ませてもらい、自分と行き来する間に、「みんな幸せになりたいのにどうしてうまくいかないのかと、苛立ち正論をぶつけて失敗してとほほとなったが、それでも少しづついい歳をして成長したいと思ったのよ」という自分のたたずまいが逆照射されてきます。
コロナが収束してくると、またぞろ「何のためのPTA?」という問いが起き忘れられて、「はっきりしない理由で気持ちの向かないことをやらされるような事態」首をもたげてくるやもしれません。
でも、逆に「コロナでちょっとわかった。もう違うことしよう!」という全国のみなさんのグレートな力は、散見されています。
今、生まれつつある、それらをひたすら励まして行こうと考えています。
引き続き、この本をお読みいただき、そして多くのモヤモヤしたお友達に、よろしくお伝えくださることを、お願い申し上げます。
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