印刷のこと⑥ 先生&PTA広報役員さん必読!印刷会社にデータを渡すときに気をつけて欲しいこと 〜写真編 拡張子を知ろう!〜
すみません、今回はちょっと頑張ってもらいたいことです。
それは、写真!
もはやああいう刊行物は写真で決まると言っても過言ではありません。
文字は読まなくても、写真は見るんですよ。うちの子、もしくは誰か知ってるお子さん映ってないかしら?と。
(むしろいつも写真しか見ていない親です)
ということで、写真のこと。
拡張子が…解像度が…と言って、「ああ、ハイハイあれね?」とわかる人はサクッと読み飛ばしてください。
今回は拡張子(かくちょうし)。
拡張子というのはファイルの種類を識別するために、ファイルの名前の末尾につけられる文字列を言います。
運動会.jpg
文化祭.pdf
↑この場合jpg・jpeg(ジェーペグ)とpdf(ピーディーエフ)が拡張子です。
これでjpgは静止画像のファイルだから、これは画像だと判断できます。
pdfはAdobe(アドビというイラストレーターやフォトショップの会社)が出している文書のファイル。
これで入稿(印刷用データを印刷会社に入れる)もできるのです。
【※印刷できる状態であれば、可能です。全てのデータが可能ではありません】
余談ですが文字化けはするけど、レイアウトは崩れないので、Windowsで作ったWordデータを別の人に渡す時は、テキストのデータとは別に作ると助かります。
そしてjpgは上にも書きましたが、jpgとjpegとふた通りの書き方があります。
疑問にも思ってませんでしたが、調べたところどっちでもいいんだそうです。
ちなみに.xlsxはエクセル、
.docはワード、
.htmlはWebページ
と、決められていて適したアプリが自動的に起動する仕組みなのだとか。
多分多くのPTA役員さんがjpgで画像を準備すると思います。
jpgはフルカラー1670万色まで再現できるのでグラデーションなども綺麗に保存できます。
ですが透過(透かした状態)はできません。そういう画像は.pngもしくは.psdなのですがとりあえず今日は割愛。
jpgの特徴は、大きい画像を小さく保存することができるのだそうです。
でも、デメリットは保存を繰り返すと「ここはいらんやろ…」と、勝手にデータを軽くしていってしまうという。
そう、つまり保存を繰り返すと劣化してしまうのです。
知らないうちに画像がなんかおかしい…と、なっていたら、それ!
そして小さくすることは可能だけど、小さくしたものを大きくすると荒れます。
ガサガサになります。
ちなみにいただいた写真データは、Photoshop(フォトショップ)を使用してjpgを、然るべき作業をして.psdという拡張子のデータに変換します。
そのまま使うことは絶対にありません。
そして、こちらで大きさや画素数なんかは変えれますが、荒れた画像を戻すことはできないんです。
ピンボケ画像も多少どうにかすることはできても、本当に多少です。
なのでデータはカメラで撮ったそのままのものをご準備ください。
小さいよりは大きい方がよいです!
ということで、拡張子の話。
入稿用の画像はjpgでよろしくお願いします。