キッチン棚、ちょっとの文句
引越しを機にキッチン棚を買った。
何軒か家具屋さんやホームセンターを見に走って決めたものだ。下の台と上の棚を好きに組み合わせられるもので、お値段もサイズも容量も見た目も性能も気に入って買うことに決めた。予定外だったのは、それが1カ月以上先に届くということ。大きいものだったので、届く日に組み立てもお願いして帰った。
それが大はずれ。最悪すぎる日に繋がった。
待ちに待った棚が届く日、スタッフさんが来てすぐに「無理ですね」と言われた。一足もあがらず玄関で。なんとドアの幅が狭くて入らないとか。測りもせず、ただ見ただけで、「今日は無理ですね」と言い張るお兄さん。
私と娘だけの家。
完全に舐められている。
カチンとくる。
キッチンに入るのに2つ方法があったので、それを説明して、もう一つのほうから入れてもらうことになった(わざわざベビーゲートを外して)。その時は、ヒートアップしてしまっていて気づけなかったのだけど、最初に誘導したドアと入れてもらうことになったドアは同じ幅で同じ高さのものだ。それをお兄さんに言えなかったのがすごく悔しい(笑)
別に私だってあまり人とトラブルは起こしたくはない。怒らせたり怒ったりも極限したくはないし、クレームなんて入れたくないし入れさせないでほしい。たった20分のこと。こちらも「運んでもらって組み立ててもらってありがとうございます」だし、あちらも「この度はありがとうございます」で終わらせたらいいじゃないのよ、と思ってしまうのだけど、そうじゃない人がこの世の中には結構いる。大抵はハズレを引いても受け流すけれど、今回は人を見てとっている態度のように思えて納得いかなかった。
ベビーゲートを外すのも荒々しくなるし、返答もイライラが込もる。
たったそれだけ。
ただそれだけの行動で、お兄さんは丁寧になった。
そんなことなら、最初から丁寧に対応してもらえませんか?という気持ちでそれはそれで納得いかず、渡すはずだった差し入れも渡さないまま帰ってもらった。そもそも、そちらは毎日のことで見ただけで商品が入るか入らないか分かるかもしれませんが、相手(私のような客)は大体プロではないし、納得できるようにまず測ってみるとか試してみるとかって仕事してもらえませんかね?という話だ。それならこちらも気分を荒げず納得できたんですよ。
超お気に入りのキッチン棚なのに、しばらくお兄さんを思い出してしまうが最悪だけれど、日が経って薄れてきたし、使い心地は最高でお気に入り。
人生は思わぬところでお勉強させられるもんだなと改めて実感した。私も反省。
日々お勉強、頑張ろう。