世界の中心はいつでもオッサン!? 〜愛すべきオッサンが主役のコメディ映画〜【後編】
こんばんは。
おかちもんこです。
昨日の【前編】の続きです。
それにしても、この題名にそぐわない素敵な写真を昨日も今日も使わせてもらっています。
ありがとうございます。
早速行きましょう〜
🔵好奇心旺盛な妻にイヤイヤ付き合ううちに・・変わり者夫婦が私立探偵!?
【マンハッタン殺人ミステリー】
マンハッタンに住むラリーとキャロルのリプトン夫妻は、エレベーターで一緒になった隣人の夫妻と仲良くなる。
その後、隣のハウス夫人が急死したと聞き、妻のキャロルは「これは殺人だ」「夫が殺したに違いない」と私立探偵ごっこを始める。
夫のラリーは半ばあきれ気味で取り合わなかったが、ある証拠によりキャロル同様、真相を探るべく探偵ごっこに加担する。
☆もんこ的見どころ☆
私の好きなウディ・アレン監督の作品なんですね。結構個性が強い監督なので好き嫌いが分かれちゃうみたいなんです。でもこれは、ミステリーの要素と笑いどころがうまく組み合わさっているので人を選ばない作品だと思います。
それより何より、ウディ・アレンとその元カノ ダイアン・キートンの共演なので息ぴったり!!
2人の掛け合いが見事でこれだけで笑えます。
あと、ミステリー好きにはたまらない名作のオマージュがあるんですよ!
分かるだけでも「上海から来た女」「深夜の告白」「裏窓」等があります。
私が気付いていないだけでもっとあるかもしれません。
ウディ・アレンはこの作品で久しぶりにダイアン・キートンと共演を果たすんですが、実はこの前に付き合っていたミア・ファローとの間で事件を起こしてしまうんですね。
ずっと主演を務めてきたミアとそのことがあり決別してしまったので、ダイアンにオファーがあったんですがこの作品を観るとつくづく彼女で正解だったと思えます。
好奇心旺盛で何にでも首を突っ込む性格のキャロルをミア・ファローを演じたら弱々しい頼りないキャラになっていたような気がしますね。
オシャレなダイアン・キートンのファッションにも注目です。
🔵観終わったら必ずチキンが食べたくなる!! ダメダメ刑事たちの新しい就職先・・?
【エクストリーム・ジョブ】
犯人たちのアジトに乗り込むも寸前で取り逃しミスばかりのコ班長率いる麻薬班。
上司にも叱責され、解散の危機に・・
そんな折、国際犯罪組織の国内麻薬密搬入の情報を得る。
今度はミスは許されない!!
犯罪組織のアジトの真向かいにあるチキン屋で張り込みを続ける麻薬班の5人。
しばらく経ったある日、チキン屋のおじさんから「店を閉めるよ」「客、あんた達しか来ないもん」との告白が。
張り込みに絶好の場所をなくしては困るとコ班長は一大決心をする。
「お店は俺たちが買い取る!!!」
☆もんこ的見どころ☆
この作品は今年上映された作品で映画館で観てきました。確か1月に観たのかな。
個人的な好みですが月間のNo. 1作品に選びました。
こういう頭を使わないで観れる作品てやっぱり映画の真骨頂ですよ。
深く考えなくて良いし誰も傷つけないし。
この麻薬班率いるコ班長がすごく良いんですよ。表情がね、どこか情けない。
奥さんにも完全に尻に敷かれていて・・笑
で、4人の班員も個性が強くて良い!(紹介は省きます)
ダメダメな麻薬班は、逮捕するチャンスを掴むより先に買い取ったチキン店が繁盛しちゃうんですよね。
本業より副業で稼いでしまう。
そんな彼らがちゃんと任務を遂行できるのか?
映画館でも笑い声が響いていた今作。オススメです!
韓国映画といえばパラサイトが有名だったじゃないですか。
私はこちらの方が好きです。
パラサイトは深いテーマがありましたね。結構それが心に突き刺さるような感覚の人も多かったと思うんですね。
対してこちらは、なんのテーマもなければなにも突き刺さるものもない!!!笑
なのに、韓国の昨年の興行収入1位だったんですよ。パラサイトより人気だったんです。
伝えたいテーマがなくても楽しめれば良いんですよ。
ね、最高でしょう?笑
てことでエクストリーム・ジョブ観てください。
🔵さすがに気付けよ!!!・・ってツッコミたくなること間違いなし。 ラストは必笑!
【知らなすぎた男】
アメリカのオハイオから、誕生日のお祝いをしてくれるという事でロンドンの弟の元に遊びにきた、主人公のウォレス。
忙しい弟からの誕生日プレゼントは参加型演劇体験ゲーム「ライブ劇場」のチケット。
「ライブ劇場」とは参加者が主役となり俳優達に混じり生のドラマが体験できるというもの。役者志望だったウォレスはたいへん喜ぶ。
街角の公衆電話で指令を受ける為、待っていたウォレスが受け取った電話は
イギリス諜報部からで本物の殺しの指令だった。
知らず知らずのうちに英国とロシアの陰謀に巻き込まれていくウォレスはどうなるのか・・・!!
☆もんこ的見どころ☆
これ、泣ける映画のオススメをした際にも紹介したんですよ。笑い泣きできるということで。
その時はほとんど何の説明もしなかったので、やっぱりこの面白さを分かってもらうには説明した方が良いとおもったのでまた載せました。
主人公ウォレスを演じるビル・マーレイに尽きます。顔芸が素晴らしすぎる!
イギリスの諜報部にアメリカのスパイだと勘違いされるんですよ。
ウォレスは相手も全部演技だと思ってるからドヤ顔で怖いセリフも色々発していくんですね。
それがイギリス側からしたらもうサイコパスの極みなんですよ。
こいつは油断ならない!!と。
そのやりとりを全て分かっているこちらは笑えるんです。
あと、終盤のダンスのシーン。これは本当にオススメシーンですので見逃さないように!笑
この作品を観た方と感想をシェアしたくてたまらないのです。
とりあえず観てもらえませんか?お願い🤲笑
🔵おわりに
映画が好きになったきっかけは、当時の彼がものすごく映画が好きな人でその影響で好きになったんですよ。
で、ミステリーとサスペンスが特に好きになりヒッチコックにハマったんです。
ヒッチコックはサスペンスの神様と呼ばれていますが、スリルの中にユーモアもその作品の中に盛り込まれているじゃないですか。
だから「笑い」の要素の入ってる作品も好きになったんです。
それでコメディ映画も観るようになったんですね。
コメディ映画は決して大作と呼ばれるものはないかもしれませんが、練りに練られた脚本と緻密に計算されたアイデアが合わさって化学変化を起こしたものが「笑い」になると思っています。
これってなんの計算も計画もなしにできないんですよね。泣かせるより難しいことだと思うのです。
だからコメディを「所詮B級」のような扱いしないで欲しいのです。
私は推していきます、コメディを!
もし皆さんのオススメのコメディ映画があったらどんどん教えてください。
どんな日々より笑いのある日々が1番ですから。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました。