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物理学とコンサルの似ている点
こんばんは。おかちゃんです。
今日は、現役のビジネスコンサルタント?であり、大学院まで物理をかじっていた私が独断と偏見で、コンサルと物理学の似ている点を語っていきたいと思います。
この記事がおすすめの人 ※思いつく限り記載
コンサルティングファームに就職・転職を考えている方
コンサルってどんな仕事なの?って話を分かりやすく知りたい方
異なった概念の似ている点を整理するのが好きな方
文字通り似ている?
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、コンサルティングファームの入社試験には、”フェルミ推定”を使わせる問題がよく出題されます。
フェルミ推定とは、限られた情報をもとに、適当な仮説を用いて、パッとはわからない数値を計算する手法です。
具体例を挙げれば、日本にある電柱の数はいくつですか?といった問題です。このケースであれば、日本の大まかな面積と、山間部と都市部の比率、電柱間の平均距離などから概算の値を求めます。
⇒本日はあまり本筋と関係ないので割愛しますが、別の機会にお話しさせてください。
今回注目している物理学とのつながりということですが、フェルミ推定という名前は、その手の推定が得意であったエンリコ・フェルミさんというイタリアの物理学者の名前が由来となっています。
次の章では、より本質的な似ている点について話していきましょう
アプローチが似てる?
物理学もコンサル業務も、大まかに見ていくと1つのPJの中でPDCAサイクルを複数回まわしていき、最終的に論文になったり、クライアントへの成果物を納品となります。
PDCAサイクルの回し方がよく似ており
仮説立案(Plan) ⇒ 実行・実践(Do) ⇒ 分析・評価(Check) ⇒ 改善(Act)
また次の仮説へといった、予想しては立証してを繰り返して少しづつ形にしていくという点でよく似ています。
以下の表をご覧いただくともう少し細かく書いておりますので、ご覧ください。
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人が似ている?
最後は完全に私の感覚的なお話ですが、従事する方々の性質が似ているという話です。
物理学を好んで勉強する人、研究する人は、知的好奇心が旺盛で世の中で起こる現象すべてが気になり、なぜそんなことが起こるのか理由を求めます。ドラマのガリレオの中で描かれる湯川先生は、人間っぽくなくて、理屈っぽくって堅物な人間として描かれており、「ありえない?」って言葉にめちゃくちゃ反応していたのが象徴的でしたね。
一方コンサルとして働く人ですが、当然社会のトレンドなど勉強しないといけないことが多いため知的好奇心が旺盛な方が多いですし、資料の句読点の位置一つとっても理由をつけたがるようなロジック狂です(笑)
実は最古のコンサルタントであるフレデリック・テイラーさんも科学に精通されていた人だったとかなかったとか。
1874年 アメリカのフレデリック・テイラーが「科学的管理法」と呼ばれる科学的な効率方法を考え出す。これが世界最古のコンサルティングと言われている。
以上物理学とコンサルの似ている点を自分なりに書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?面白かった点、気になる点をコメントしていただけると日々の投稿の励みになりますので、ぜひお願いします。