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米ドル一強、再び円2カ月半ぶり150円台。


米景気の底堅さを意識。
外国為替市場で円相場が下落し、2カ月半ぶりに1ドル150円台をつけた。
世界の中で米国景気の強さが際立ち、ドル一強の動きが強まる。
年金や保険など、国内金融機関の海外投資に伴う円売りも続いている。

日経新聞


ドル一強なのと大口の円売りが出ていますよ。
これは機関投資家が、米ドル債を買っているということですよ。
先日、アメリカの小売売上高の統計がプラス0.4%なので、これは強いぞということですよね。
なので思ったように金利下げないんじゃないの?
っていうことでドルが強くなっています。
やっぱり円買いのポジションが積み上がっていったので、これどこかで解消っていうのが、140円台前半の頃から言われていました。
で、10円ぐらいは円安になるのっていうふうに言われてました。
その頃は149円から150円ターゲットと言われていました。
151円まで行っているのでちょっとオーバーシュートしているような感じかなと。
機関投資家がアメリカの債券、国債とか社債とかを買っているので、8月は買い越し額6.1兆円なんで結構大きいですよ。
これは買い越しですからね。

売った分を差し引いて、純粋に買った金額として6.1兆円。
そして貿易収支も赤字ということですよ。
3兆円ぐらいかな。
これは年間ですけどね。
で、6.1兆円っていうのは1カ月だけで6.1兆円買っていますよ。
で、151円94銭っていうのが一応の安値目途と、この記事の中では書いていますよ。
これは151円94銭っていうのは22年かな?
もう2年前ですけどね。
22年10月に介入しているラインなんですよ。

ドル円週足

それを意識してかどうか分からないですけど、今149円台までちょっと戻しています。
あとは為替をちょっと離れると株の方も絶好調。
特にナスダック高いな。
1万8489ポイント。
ダウもプラスで引けていますよ。
一応ただし、別の記事で日経ですけど、これもAIバブル根強い警戒感、テック株下落確率は3割っていうのが出ていますよ。
これもちょっとだけ読んでおきましょうか。
人工知能の関連の代表、米NVIDIAの株価が17日に約4カ月ぶりに最高値を更新した。
上がっています。
テック業界のAIへの投資熱が再確認された。
株価が浮上した。
巨額投資が関連企業全般に恩恵をもたらすか、回答はまだ出ていないと。
テック株は下落する確率が3割あるとの分析ということですよね。
これは今週ASMLの売上げが減っているぞっていうのがあったので、でもNVIDIAは強いかな。
で、この記事の中ですけど、NVIDIAね。
要するに19世紀の時にゴールドラッシュ、アメリカで起こったんですけど、最も儲かった人たちっていうのは、ツルハシを売った人たちって書いてるので、要はNVIDIAツルハシを売っている人たちじゃないの?
ということですよ。
逆に言うと、ゴールドラッシュでゴールドを掘っていたところは、AIで何かをやろうとしている企業。
Google、そうですよね。
Geminiという生成AIをやっていますよね。
あと、Microsoft、OpenAIに出資しましたね。
そういう企業たちじゃないのかということですよ。
で、そういう人たち向けにNVIDIAの半導体が、GPUか、どんどん売れているということですよね。
生成AI本体の企業よりも周辺の企業の方が儲かっていますよ。
ゴールドラッシュ、ツルハシもそうですし、リーバイスもそうじゃないですか。
こういうお話がポロポロ出てくるということは、日経でそろそろかなり高いところに来ているかなと意識していると思いますけどね。
この大手、例えばGoogle、Microsoft、Amazon、この辺の会社のクラウド投資が急速に増えている。
24年、25年、25年は推計ですけど、3、4倍ですよね。
それくらいに増えているので、その恩恵を最大に受けるのがNVIDIA。
あと、オラクルとかですよ。
データセンター向けとかですね。
ただし、生成AIは課金のモデルがまだ確立していない。
一部はいると思いますよ。
20ドルぐらい払ってやっている人もいますけど、多くは無料で十分じゃないっていう話。
どうしてもこれを有料にしなければいけないっていうような人はまだまだ少ないと思います。
ということは、生成AIはどこかでボロが出てしまったりした時はどうなるかと思います。
じゃあ本日も終わっていってみましょう。
本日もご清聴どうもありがとうございました。



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