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ショックな出来事の後に必要なプロセス

感情に蓋をするとある時突然コントロールできない形で現れる。

例えば吐き気となって出てきたり、あるいは涙が突然あふれて止まらなくなったり、眠れなくなったり。

気持ちを切り替える、というのは確かに大事だけれど、
切り替えると蓋をするは違うなと思っていて。

何かショックな出来事があり、その場を何とか乗り切らなくてはいけない場合、とりあえず気持ちを切り替える方法をとるのは必要だと思う。

でも、ショックを受けた時の感情、
悲しさ、やるせなさ、悔しさ、寂しさ、孤独感、不甲斐なさ、自信喪失、
こういったものが顔を出す度に「いやいや、私は大丈夫。切り替えよっ!」
と蓋をしていると、ふとした時に急に深い闇が来る。

温かいものを飲みながらリラックスできる香りで身体を癒しながら、
「あ~今日ショックだったな。悲しいな、つらいな、どうしてこうなっちゃったのかな。。」
ってしっかり自分の感情の存在を認めて、そんな自分を抱きしめてあげる。
そういうプロセスが必要。

ひたすら友達に話を聴いてもらうというのもありだけど、そうできない場合は、とことん感じていることを書き出したり、ぬいぐるみ相手に独り言をぶつぶつ言いまくったりするといいかなと思う。

私は誰が見ているわけでもないのに、なかなかネガティブな感情や醜い言葉を書くということが出来なかったけれど、やっぱり気持ちを消化するにはちゃんと出すことが必要みたい。デトックス。

さんざん、情けない自分を自分の前でさらけ出す。
時間のかかり具合はその時々だけれど、そのうちに、そんな自分にも飽き飽きして、「それでどうするの?私」という気分になってきたら出口が見えてくる。

蓋をせず、そのまま放置せずに、一端どっぷりつかる。
可能であればわーんと泣く。
そのプロセスを踏んで欲しい。




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