逃げるは恥ではないし役にも立つ
思えば逃げてばかりの人生でした。
大学受験では「みんな一緒」が嫌で
地元で「みんなが目指す私大」を避けて受験
バイトは機械オンチでレジが分からず大きなミスをしてお店に迷惑をかけたうえ
就活を理由に短期間で退職
就職先では教育係からイジメを受け
更に接客で臨機応変な対応ができないまま寿退社
でも
地元を離れ入った大学で始めたひとり暮らしは、自分で何もできない私が自立するためのいいステップになったし
バイトも就職も
自分の特性では無理だったのだと
努力でどうにかなることではなかったのだと
経験してきた今ならわかる。
逃げるは恥ではないし役にも立つ。
いつだって自分が今よりほんの少し
幸せになれるはずだと思って逃げてきた。
母親からは退職も結婚も
「逃げだ。愚かだ。もったいない」
と言われたけれど…。
自分を幸せにしたくて取った行動。
誰かに文句を言われる筋合いはない。
幸せになろうとしている誰かを止める権利
そんなものは、誰にもない。
「逃げ」だと思うのは勝手な押し付けだ。
いや、むしろ逃げの何が悪いのか。
いつだって進むより辞める方が労力がいる。
戦略的撤退を決めた当時の自分に
エールを送りたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?