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松本人志はやっぱり面白い。~日本人のメディアリテラシーの低下について~

数年前であれば、彼の名前を聞いて「笑いのカリスマ」だと真っ先に思い浮かべる人も多いはずです。

日本のお笑いのスタンダードを作り上げ、多くの人々を楽しませてきました。しかし昨年、一部の疑惑が取り沙汰され、それに伴い謹慎を余儀なくされる事態が発生。

ネット上では「もう顔も見たくない」「復帰しなくていい」といった声が飛び交っています。ですが、こうした書き込みを見るたびに感じるのは、ネット情報の偏りや、事実を確認せずに声高に非難する人たちの存在です。

こういう投稿をネットで必死にしてる人を見るたび「頭弱いな~」と思ってみてます。


裁判は「終結」、それでも止まない非難

訴訟取り下げ。「強制性の有無を直接に示す物的証拠はないこと等を含めて確認いたしました」

https://www.yoshimoto.co.jp/info/1392/?utm_source=chatgpt.com

問題の発端は週刊文春の記事で、それがどれだけ信頼に足るものかは議論の余地があります。しかし、多くの人がその記事だけを鵜呑みにして松本人志を非難している状況を見ると、日本におけるメディアリテラシーの課題が浮き彫りになります。

ただ、リポストが多く付いた記事を信頼し、情報を鵜呑みにし、他人を攻撃する。これこそが「情弱」と呼ばれるものです。批判をする前に、自分がその情報の正確性をどれだけ把握しているのか、もう一度考えるべきではないでしょうか。


松本人志の笑いは特別

筆者自身、松本人志の笑いに多くの時間を捧げてきました。めちゃくちゃファンといったわけではないが、「面白い」と思う感情が多く発生する。

年末年始には「笑ってはいけないシリーズ」を見るのが恒例行事であり、それがもたらす笑いの力に魅了されましたし、家族との時間を楽しむのに最適でした。

彼のユーモアは時に尖っていますが、それが「松本人志らしさ」。お笑いにおいて安全策ばかりを取ってしまうと、視聴者もつまらなく感じるのではないでしょうか。

彼の復帰を待ち望んでいるファンは確実に大多数いると信じています。一部のネット上の声に引っ張られる必要はありません。


TV業界とネット社会の在り方

近年、テレビ業界はネットの声を意識しすぎています。

その結果、自由な表現が制限され、保守的な番組作りが進んでいると感じます。動物や海外の面白動画をTVで流して、それに反応する芸能人。見てる側としても、低クオリティ過ぎる番組で誰得…TikTokでいいやん。と思ってしまいます。

寧ろ今の時代、1歳児でもYouTubeを見る。それをTVで流して、海外素人スマフォ撮影動画に頼って、ネタでも尽きてしまったのか。

もちろん、他人を傷つけないことは大前提ですが、それさえ守られていればもっと自由で挑戦的な放送ができるはずです。松本人志の笑いは、まさにその象徴であり、挑戦の連続でした。(時には批判を生むものもあり、全てを肯定することはできませんがね。)


最後に

情弱に捧ぐ。

他人を非難する前に、まずは自分が持つ情報の真偽を確かめてほしい。週刊誌の記事やネットの書き込みだけを鵜呑みにして、他人の人生やキャリアを断罪するのは、あまりに安易で無責任です。

松本人志に限ったことではない。ネットでニュースを軽く読んで意見を言うのは自由。

ただ、履き違えないでほしいのが、「おれ専門家」脳になってない?それ、めちゃくちゃ恥ずかしい…なんせ、現実のあなたとのギャップは凄いんでしょうね…

人を簡単に否定する前に、少しでもその背景を調べる努力をしてみてはどうでしょうか。TVのニュース、ネットの話題の記事だけでは足りない。時には情報操作をしてくる例もある。しっかり、自分で調べて「根拠に自信がある」ことだけをネットに書いた方がいいと思います。

情報の取捨選択を誤らないこと。

それが、現代社会を生き抜く基本です。そして何より、自分の言葉がどれだけの影響を持つかも意識すべきです。しっかり、学びなおした方がいいと思います。

見かけたらポスト引用させていただきました。

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