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CLAMP展にて沼に嵌まる

最終日にふと思い立って行ってきたCLAMP展、感想は「行っておいて本当に良かったー!」に尽きる。私も例に漏れず「カードキャプターさくらファン」であり他のCLAMP作品を読んだことがない人間だった。会場に着くとあまりにもCCさくらが人気なので同じ人も多そうだった(実際にCCさくらの展示は常に人だかりができていた)。なので他の作品の知識がほぼ無かったから、さくら展じゃないし今回は見送ろうかと思っていた。のだけど、朝起きてふと「そうだ、CLAMP展へ行こう!」と頭によぎり調べたらなんとその日が最終日。これはもう行くしかない!神様が行けと言ってる!(?)ということで駆け込み鑑賞してきた。そして今回の展示で「ある作品」にどハマりすることになる、、、。

チケットと整理券をゲット

着いて早速、整理券を入手。近くのブルーボトルコーヒーで読書しながら時間を潰していたのだけど20分ほどで順番が回ってきたので(スマホで確認できる)比較的スムーズに入ることができた。

ロゴがもうすでに素敵

今回は原画展ということで「漫画ってこんなに大きな紙に書いてたんだー!」とか「セリフもこんなふうに付け足しているんだー!」など素人なのでまずそこから驚いた。しかもこれがほとんど20~30年前に描かれた「直筆」だと思ったら一枚一枚が本当に丁寧に描かれていることが分かる。やはり4人だから成せる技なのか。そして改めてCLAMP先生が描くキャラクター達は、美しくて、儚くて、胸がきゅぅ〜〜〜となる。

知世ちゃんの慈しむような目がいつも儚い
撫子お母さんと藤隆お父さんを見ると涙が出てくるのはなんでだろう
一緒にいられて良かったね秋穂ちゃん
鏡(ミラー)はカードの中で一番好きです
さくらちゃんの合言葉

漫画家の先生に対して「絵が上手い」と言ったら怒られるのかもしれないけれど、ほんとうに絵が上手!(言っちゃった。)キャラクターの表情、衣装、風景、一コマ一コマが美しい。大川七瀬先生が仰っていた「作者じゃなくてキャラクターがこの時どんな言葉をかけるだろう、を考える」という言葉がとても記憶に残っている。キャラクターはCLAMP先生方が産み出した子供だけど「用事があれば出てきてもらう演者のような存在だ」と言っていた。キャラクターの「ほんとの気持ち」を表現してるからこそこんなにも愛されるんだね。

上から絵が降ってくる映像ブース
この子達はレイアースかな?
CLAMP先生方のポッドキャストも最近聴いてる
書き下ろしの絵がとても可愛い

そして今回の原画展で「東京バビロン」のストーリーを見て「え〜ちょっと怖い、けど面白そう!」と帰宅してからkindleでダウンロードして読んだら、、大ハマり(笑)そして「え!?北都ちゃんが!?」というところで終わって調べたらエックスが続編とのことでそちらも一気に読んだ。そしてまたここで終わる!?という場面で終わったので調べたら「CLAMP作品は未完結の作品が結構ある」ことをそこで知る。

私は何故今までCCさくらしか読んでいなかったのかと、20年程損した気分になった。「カードキャプターさくら」が「光」だとしたら「東京バビロン」と「エックス」は「闇」な雰囲気の作品だったので私は今までCLAMP先生方の一面しか知らずにいたんだ、、、(なんの話?)。

そしてエックスのキャラクターもやっぱりみんな魅力的で、ワタシ的推しカップルは「空汰&嵐」と「草薙&護刃」のカップル。でもどうしても長く濃く描かれている「昴流&星史郎」が深く心に残ってしまう。東京バビロンとエックスのグッズを買わなかっことが悔やまれる!と思っていたら事後通販があるみたいなので首を長〜くして待っています(笑)あ〜いっぱい買ってしまいそうでこわい!購入品はこの記事に追記しよう(楽しみすぎる)。


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