神奈川の裁判所行ってきた 道草小景#2/439
裁判ライター兼、観光ライターの「普通」です。
このマガジンでは、裁判と旅行をこよなく愛する私が、その中間にある「裁判所」にフォーカスを当て、町の観光要素なども交えながら、裁判所への道のりを案内していきます。
今回は、神奈川県横浜市神奈川区にあります、神奈川簡易裁判所を紹介します。
ちなみに横浜市にはこの神奈川簡易裁判所の他に、保土ケ谷簡易裁判所があり、そして地方裁判所の機能がある横浜地方裁判所があります。
ですので、この神奈川簡易裁判所が大都市・横浜の主要裁判所であるという間違いだけはどうかなさらぬよう。
神奈川と県の名前を使った地名ではありますが、元々関東在住の私でも、正直よく知らないエリアでございます。
それでは早速紹介していくことにします。
出発(「東神奈川駅」から)
裁判所のホームページによりますと、
神奈川簡易裁判所へは「JR京浜東北線東神奈川駅から徒歩約5分」または「東急東横線東白楽駅から徒歩約7分」とのこと。
という訳で、JR京浜東北線「東神奈川」駅からスタートします。
東神奈川駅って初めて下りましたけど、横浜駅の隣にあって驚きました。
神奈川県には「横浜地方裁判所」という大きな裁判所がありますが、こちらは横浜スタジアムなどがある関内駅にあるので、横浜駅から向かうと横浜地裁よりこの神奈川簡裁の方が近いということになります。
改札を出たら、右の西口を目指します。
駅直結でドトールがありました。8時ごろに行ったのですが、すごくサラリーマンの方などが多く、横浜が近いという都会感を覚えました。
ビルのような建物にあたりましたら、その手前の右あります、
階段を下りて行ってください。
階段から見えるイオンを目指していきます。真っすぐ行きたいのですが、階段を真っすぐ下りるとバスターミナルに閉じ込められるので、くるくる回りながら下りてください。
下へ着いたらイオンを目指しつつ、イオンがある交差点にぶつかったら道なりに左に曲がります。
曲がって最初の交差点である「西神奈川」交差点に着きました。正面にガストがあるのと、右前方に
「横浜リゾート&スポーツ専門学校」というのが見えるので、これを目印にしてもいいでしょう。
なんか、この歳になって大学とか、専門学校とかで、専門知識を身につけたい欲求が強くなってきています。学生の人は日常のように学べる環境があることに喜びを感じて欲しいとオジさんからの切なるお願い。
交差点は信号を渡ってから左に曲がります。
こんな道。
ガストを過ぎたら右に検察があって、その次の建物が裁判所です。
到着です‼
東神奈川駅からは7分くらい見ておくのが無難かなと思います。近いんですけど、駅からのごちゃごちゃに意外と時間を食うので。
それじゃあ、もう一つの駅からの紹介をします。
出発(「東白楽駅」から)
東急東横線「東白楽」駅からスタートします。
この東白楽駅は1日約10,000人強が利用するようなのですが、東急東横線の中で乗降客数は最も少ないようです。裁判所の最寄なのになんということでしょう。
改札を出たら右の西口に出るとほんの数メートルでこの道路にぶつかるので、左に曲がります。
斜め前方には神奈川工業高校という高校があります。
学校という意味では、国立と間違えられやすい神奈川大学というのがこの白楽にあります。
私は大学時代、部活の試合などで何度か行っているのですが、その際は白楽駅から使ったのですが、ほんの数メートル程度この東白楽駅の方が近いっぽいです。ほんのわずかですし、白楽駅の方が栄えていますので、普通にみんなそっち使うのでしょうね。はぁ、神大のバレー部強かったなぁ…。
400メートルほど歩きますと、「西神奈川」交差点に着きます。奥にうっすらJR線のホームがあるのですが、わからないですよね。
これを右に曲がります。
右を向けばガストがありますので、それも参考に。
「GUSTO」って英語表記の店って珍しい気がするのは俺だけ?一応、Google画像検索で「ガスト」「看板」って見てもカタカナの看板ばっか出たんだけど。
ってか、なんでこんな「ガスト」のいろんな店の看板があるんだよ。裁判所の写真を撮ってる俺ですらドン引きだぜ。
ガストを過ぎ、検察庁を通り過ぎたら、右手側に
到着です‼
こちらも所要時間は7分くらいでしょうか。
簡易裁判所の役割のみなので、なかなか行く機会はないと思いますが、どうかご参考に。
ちょっとだけ、おまけ
今回、大阪在住の私が神奈川へ行ったのは夜行バスを使ってだったので、早朝6時ごろに神奈川入りしていました。
暇なので、横浜駅からブラブラと歩いていたら、いい感じの日の出の景色に遭遇。ベイエリアならではの1枚です。こちらはもう神奈川区に入った場所だったと思います。
そこから東神奈川駅まで歩く途中に
高札場(こうさつば)というのがありました。平仮名だといい響きではないですね。
幕府などが決めた掟を木の札に書いておいたもののことで、神奈川県の東海道では9つの宿場に1ヶ所ずつ設置があったようです。この辺りですと、神奈川宿ですね。きっと好きな人には好きなんだろうなぁ。
私がこういった裁判所の撮影をコレクションしているように、世の中にはいろんなコレクターの方がいます。その中で、こういった歴史もののファンの方っていうのは強いですよね。
どうしたら、裁判所にもっと日の目が当たるんだろうかと考えつつ、
でもぶっちゃけ、あまり裁判所に人が来過ぎても、席が埋まって傍聴できなかったら嫌だし..というモヤモヤを抱えながら神奈川区を去っていきました。
今回の神奈川簡易裁判所のアクセスについて、YouTubeで動画にもしていますので、もしよろしければ是非に。
それでは、また別の裁判所で!
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