過去は変えられるか?
過去は変えられる。たまに、そんな感じのフレーズを見かける。過去のできごとは事実なのだから、変えられるわけがないじゃないの。ただ、とらえ方を変えれば、過去は変えられるかも、と思ったりもする。
フリーランスになってから、いろんな仕事をしてきた。すぐに切られることもあれば、ほどよく長く関われた仕事もある。ただ、今もご依頼いただているのは、数社だけ。
ああ、やっぱり私には能力がないから、切られるのか。なくなるのかな。ずっと、そんな認識でいた。でも、そんな過去も、とらえ方次第で変わるかもしれない。
あの仕事は乱暴な発注方法だったから、縁が切れてよかった。あの仕事ができたら今の仕事につながったし、いい経験だったな。切られたってことは、そっちじゃない方へ向かえということなのかな。
過去をどうとらえるかで、過去のできごとが変わる。いずれにしろ、過去の失敗、嫌なできごとは事実は事実なんだし。物理学的に遡って手を加えられるものでもないし。
それに過去のことばかり考えても、前に進まない。そんなことをアレコレ考えても、仕方がないじゃないねーの。それより次のこと考えた方が健全じゃねーの。と言い聞かせる自分もいる。