【感想】ワールズエンドクラブ(Switch版)クリアして
ワールズエンドクラブを本日エンディングを観て終了となりました。
プレイ時間は14時間32分です。
こちらは人から貸してもらったもので、特に前情報など無くプレイした形になります。
結論から言うと良いゲームです。しかし、ほとんどテクニックなどは求められないミニゲーム集の様相があります。
やってみて思ったのは小学生前後あたりがメインターゲットで、大人がやってもいいという感じのゲームなのかなという感じです。大人の雰囲気というは皆無ですので、そういうのはちょっと…という人には全くおすすめできません。
逆に童心に帰りたいとか、小学校時代が1番輝いていたとか、あの頃の団結感が良かったとか、そもそも精神年齢小学生だとか、そういう人は特に抵抗無くできるのではないでしょうか。私は精神年齢小学生のためすんなりプレイできました。
どういう内容なのかを話してしまうことがネタバレになるのか、ならないのかというのはかなりもやもやします。なので何も核心部分には触れない形で感想を書こうと思います。
初っ端に始まるアレについて、最初1時間しか遊べないゲームなんだと理解して進めていました。この間に起こる理不尽な数々はそれそれで物語導入としてかなりよいスタートだったのではないかと思います。
ガンバレ組の歌(歌詞付き)が突然流れ始めて面食らうのですが、クリアしてもたまに聴きたくなるぐらいにはガンバレ組のメンバーを好きになっている自分もいて、ある意味で優しい世界だと思いほっこりする感覚はありました。
ペルソナシリーズとは全く毛色が異なりますが、別のアプローチでプレイヤーの人生を前に向かせて前進させようという気概が伝わってきます。そういう意味で一言で言うと「性格の良いゲーム」という感じです。
一方、途中に入るゲームが基本的にミニゲームのようなおまけのもので、ちゃんと遊んでいる感覚というよりは知育玩具に触れている感覚に近い部分がありました。これは低年齢層を取り込むことを主題にされたため起こったことかと思います。
なんとなく、シナリオライターさんの思ったプレイスタイルとはちょっと違う形で実装されたんじゃないかなと内部的な話し合いや妥協の色が見える点が多々ありました。そう言う意味では品質管理面で疑問があります。
とはいえ。
ストーリーは結局どういうことになるのかまんまと惹きつけられましたし、ガンバレ組のメンバーの一員になったという感覚は間接的に多少得られた感はありました。
またnoteを書いていてAmazonで価格を見たのですが2023/2/10現在 1380円で売られていました。これぐらいの価値は間違い無くあると思います。
プレイする冒険活劇小説、として夏休みにやってみることをおすすめします。