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いい歳のおっさんですが、世の中わからなくなりました。

こんにちは。

こんのとみやすと申します。

44歳のおっさん。自営です。

一応、本業はホームページの文章を書いたり、商品販売用のEメールの原稿を書いたりするセールスコピーライターと言う仕事をしてます。

ただ、このnoteに書くのはそれらとは全然関係ない話です。

最近、世の中を見ていて正直「意味がわかんないな」と思うことが多くなりました。今年45歳になりますが、はっきり言って20代の時よりわからないことは増えました。


昔、孔子が「四十にして惑わず」って言ったらしいですが、嘘やん!と、笑


鳥頭おじさんが知りたいこと3つのこと

例えば、政治も意味がわかりません。

増税します、年金減らします、社会保険料増額します、メディアに介入します、統一教会とはズブズブで解散命令も出せません。憲法の解釈も閣議決定でなし崩しに変更。戦争できる国にします。武器も売ります。トマホーク爆買いします。少子化対策はお金がないのでできません(なんでやねん)。

さらに言えば、失われた30年の9割の期間、政権与党ですから、ほぼ日本の衰退の原因そのものと言って良いはずなのに、選挙をすると自民党で勝ちます。

ローカルネタでは、今日の選挙(2023年の統一地方選)では、IRで査定価格がほぼ真っ黒な疑惑にまみれ、税金を使わないといったのに税金が投入されそうなのに、大阪の市長、知事が維新の候補が圧勝する。

とか、意味がわからないじゃないですか?

民主主義って、私たち国民に良いことをしてくれる政治家を選んで、自分たちの代わりに政治をしてもらう制度じゃなかったでしたっけ?その割には逆のこと多すぎる気がします。

でもね。そんな状況にあるのに、みんな怒らないのでしょう?不思議なんですよ。

したがって、知りたいことその1

1 :民主主義って結局、どういう仕組みなの?

選挙の戦術的なものはいろいろあるのかもしれないし、メディアを握ってしまえば楽勝なのかもしれないけど、気になるのはもっとその背後です。

どうやら、日本に限らず、税金は公平な分配をされないし、お金持ちに有利なルールがどんどんできていく傾向にあるようで。陰謀論とかじゃなく、歴史の本を読んでると出てくるんですよ。そう言う話が。

イマニュエル・ウォーラーステインという学者さんによると、400年くらいはお金持ちの人たちは概ね同じ世帯?というか人たちが占めているらしいです。

もちろん、多少の入れ替わりはあるものの全体として見れば大して変わらんということのようで。

5〜6年くらい前でしたか、話題になったトマ・ピケティの『21世紀の資本』という本でも、「資本収益率>経済成長率」だと言っている。

投資家、資本家の人たちが儲かるスピードの方が、経済成長率早い。

要するにお金持ちはますますお金持ちになるけど、経済の成長はそれに追いつかないから、貧富の差は開く一方だということになる。

でも、気になりません?

私たちは「資本主義の方が、共産主義よりマシ」だと言われて育ってきたし、共産主義国とされてきた国はほぼ残っていない。

北朝鮮や中国は?って思うかもしれませんが、あれらは違いますよ。

北朝鮮は絶対王政みたいなものだし、中国は中国共産党という政治勢力が権力を独占しているだけ。独裁=共産主義ではないのです。ここは勘違いの元です。

共産主義は、資本主義の対立概念であって、独裁の対立概念ではないのです。

あくまで、資本主義も共産主義も経済システムの話。

独裁や専制というのは、民主主義との対立概念。だから、経済システムは共産主義(是非はともかく)で民主主義の国は十分あり得るのです。

よくある間違いは、「共産主義と民主主義」と「独裁・専制と資本主義」を対立概念として考えてしまうこと。ここは間違ったらダメです。テストに出ます。

でも、考えてみればこの辺もわかっているようでよくわかっていない。

そこで、知りたいことその2

2:資本主義ってそもそも何なん?

について知りたい。

多分、これらがわかると今の状況をある程度理解できるのではなかろうか?と思うのです。


一番大事なことは「みんなが嬉しい世の中」

あと、もっと大事なのは「じゃあどうしたら、皆がハッピーになるの?」というビジョンです。

正直なところ、今の与党の政治家にはすごくがっかりして、腹も立つわけですが、ただ批判するだけでは明るい先行きはないと思います。

なぜなら、結局のところ「どうすればいいのか?」「どうするべきなのか?」の方向性が示されていないから。この状況で、持ち上がった問題を一所懸命叩いても「モグラ叩き」になってしまう。

ゲーセンで「モグラ叩き」やったらわかりますけど、モグラを叩いても叩いても一歩も前に進まないし、どこにもだどりつきません。逆に、叩いているうちにどこか別の場所に辿り着いていたら、ほとんどホラーでしょ?笑

例えば自民党は、私が物心ついた頃から一貫しておかしなことをやってきた。国鉄民営化然り(不採算でも路線減らさんと言いませんでしたっけ?)、消費税然り、郵政民営化しかり(これ、誰か得しました?)、最近では憲法9条を閣議で勝手に解釈変更したり、国民が頼みもしないのに改憲の発議をしようとしたりしてます。

「それはおかしい!」という人もずっといて、問題を指摘はしてきたけれども結局のところどこにも辿り着いていない。

これは能力の問題ではなく、問題に対する対応の仕方が根本的に間違っているのではないか?と思うのです。

一貫したビジョンがなければどこにも辿り着かない

何が?というと、一貫したビジョンがないまま戦っているところにことの本質があるのではないか?ということ。

例えば、個別の問題を見つけてその都度「問題だ!」と指摘する人よりも、一貫して「自分の利益になるかどうか?」だけを追求している人の方が目に見えた結果は出やすいです。

目的=ゴールが明確だからです。

その意味では、戦後の日本社会っていろいろ問題はあったものの「復興」とか、「経済成長」を通して「未来はもっとよくなる」と言うビジョンを持てたと思う。

色々な主張はあれど、「経済成長」を通して「未来はもっとよくなる」というビジョンについては国民全員が共通して持ってたんじゃないかなあ。

ところが、失われた30年の期間にはものの見事にビジョンがない。

一度は「ジャパン・アズ・ナンバー1」と言われたけれども、その先のビジョンはまるでなかった。追いつけ追い越せで頑張ってきたのに、追いかける対象を失ってまごまごしてたら気がつけば先進国から転落寸前。クリフハンガー状態で、かろうじてへばりついてるような有様になっている。

その原因の1つは、社会全体の目標の喪失、目標を失うことによる停滞を生み出したのではなかろうか。と思ったりするわけです。

なので、考えたいことのもう一つは

「みんなで同意して目指せる理想の社会像ってなんだろうね?」

ということ。

もちろん、学者でもなければ、政治家でもない、岐阜の片田舎で細々と仕事をしているただのおっさんの書くことですから、的外れなこともあるでしょう。

なんなら99%的外れかもしれません、笑

しかし、それならそれである意味仕方がない。

わからないから、勉強しようと思ったわけで。

そんなわけで、つらつら勉強して学んだことをこのnoteに書いていこうと思います。


主に考えようと思っているのは、先ほどあげた3つの観点です。

1 : 民主主義って結局、どういう仕組みなの?

2:資本主義ってそもそも何なん?

3:みんなで同意して目指せる理想の社会像ってなんだろうね?

よかったら読んでみてください。

ただし、正解が書いてあるとは限らないので、自分で調べたり考えたりしてくださいね。

面倒臭いけど、「それがー、一番大事ー♪」です。

※このnoteの目次
※このnoteの参考文献集

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