ぐっさん期待【ネタバレあり】「シュガー・ラッシュ:オンライン」の映画感想
こんにちは!
映画おじさんのアキヤマと、ニワカ兄さんのぐっさんです。
今回は2018年に公開された映画
「シュガー・ラッシュ:オンライン」(原題:Ralph Breaks the Internet)
についての映画感想を、
【ネタバレあり】バージョンで話しました。
「シュガー・ラッシュ:オンライン」の感想トーク(前・後編)はこちら!↓
収録日:2018年12月27日(木)
※動画の中で話していた、「シュガー・ラッシュ:オンライン」の予告編について話したものはこちらです!
こちらもぜひ聞いてみてください。
また、以下にアキヤマが「シュガー・ラッシュ:オンライン」を観た直後に書いた感想もアップしておきます。併せて読んでみてください。
評価:★★★★☆ 4
前作「シュガーラッシュ 」、怪作「ズートピア」のリッチ・ムーア監督によるシュガーラッシュの続編、さっそく観てきました。
プリンセスが総出演するシーンを示唆する予告編に期待が高まっていた今作ですが、なかなか評価が難しい作品だと思いました。
プリンセスが総登場するシーンを始め、Oh My Disneyの場面は最高に楽しかったです。予想通りかつ予想を上回る展開がありました。
そこからのまさかのそのアレかと。
また、マーベルファンに向けてのサービスがなかなかすごかったです。
ディズニーネタのオンパレードで★4つです。
ここから難しいと感じたところになります。
邦題が「シュガーラッシュ:オンライン」ですが、まずシュガーラッシュのオンライン版ではない。
そして、日本人にはあまり馴染みのないバズネタがたくさん。米国では当たり前のWebサービスが登場。
と、これは前作を気に入っていたお子様たちの親御さんたちにはなかなか辛いネタをベースにしていると感じました。
ネットのリテラシーをかなり要求されるネタが続くので、本当に楽しめている人は何人いるのだろうかと言う印象です。
天下のディズニーなのだから、もうちょっと日本のWebサービスと交渉して、日本人に馴染みのあるサービスで表現すれば良かったのに。とか、日本人にバズったネタに変換すれば良かったのにというのがたくさんありました。
(ディズニーの近作は国によって絵を含めた表現に差を付けています)
かつ、日本と米国でのゲームの流行り方の違いもわからないと、何故そうなるのかと言うのが理解できない気がしました。
また、前述のOh My Disneyのシーンでは、ディズニーやマーベル、スターウォーズをよく知る人にしか理解できないネタが続きます。その意味では、公式による超ハイクオリティの2次創作であることを認めざるを得ないのでは。
そういったところから、今作のネタを真に楽しめている人はどれだけいるのだろうか。割と高評価なのはネタに詳しい人たちがいるからこそな気がしています。
一般の親御さんにはウケていないのではという懸念です。
でも、もし一般の親御さんたちにもウケているのではという希望としては、前作「シュガーラッシュ 」から続く今作のテーマを真相で理解しているからではないかと思います。
私の解釈では、みんなのレビューにある感心ポイントを上回るテーマがあると思っています。
ここはさすが「ズートピア」で驚愕の比喩をしてくれた監督ならではの技術だと思いました。
まず「シュガーラッシュ 」を観た人、そしてディズニーの過去作をよく知る人はぜひ観てみて欲しいです。
そして、私が気づいた今シリーズのテーマを見出して欲しいなと思います。
いろいろな意味で考えさせられる興味深い作品でした。