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スクワットが1回増える日
右ひざを痛めてからリハビリに通うようになった。2か月、歩いたり階段を上り下りしたりするのは苦にならなくなった。が、まだ山登りには不安がある。
リハビリの項目がひとつ増えて、スクワットが加わった。10回、20回をするのがしんどかった。毎日続け、少しずつ回数を増やして50回を超え、今は自分の歳の数で止まっている。6月になれば、誕生日がくる。もうひとつ増やさないといけない。
本を読む、仕事をする、家事をする、散歩をする、noteを描く。そんな身体とアタマの「動作」が、気持ちの上の「動作」と一致していない。軽く、時間短くできたはずのものが、遅れるのだ。
年齢とともに動作が緩慢になり、自分が出来ると思っている機敏さから遠ざかっていく。老化はだれにも来ること、受け入れないと仕方がない。でも、少しでも先にと思う。
スクワットを1回増やす。散歩の時間を5分長くする。本を読む時間と冊数を増やす。noteも時間をかけてきちんと描く。誕生日がくると、負荷を増やす。時間がかかるのは目をつぶろう。
負荷を減らすことは、老化に順応することになる。