お酒のあてには、家庭菜園の若採り新鮮野菜をささっと簡単に料理して(1)
クルマで15分くらいのところに100m2ほどの畑を借りて、無農薬栽培でも作りやすそうな野菜を選んで栽培しています。そう、ウィークエンド・ファーマーです。
野菜づくりは手間と時間がかかります。夏の暑い日の草取りに大汗を流し、スコップで深く土を掘り返すと腰が痛くなる。毎年これの繰り返し。しかもできた野菜は、形や大きさが不ぞろいで虫食いもあります。
家庭菜園をつづけている最大の理由は、採れたて新鮮なのはもちろんですが、流通にはのらない「若採り」野菜のやわらかさを味わえるからです。ここでしか手に入らないもの、それをささっと簡単に料理し、おつまみにしてお酒が楽しめること、これに尽きます。
菜園の野菜を収穫時期別にあげると
4月菜の花(こまつな)
5月えんどう豆 、 あさつき
6月たまねぎ、エシャレット、じゃがいも
7月いんげん豆
8月きゅうり
9月伏見とうがらし、万願寺
10月落花生、さといも
11月しょうが
12月だいこん
こうみてみると、種類が結構多いですね。
落花生を収穫しました。千葉八街の有名な「おおまさり」じゃなく、小ぶりのものが3株あります。春にポリポットに土をいれて種をまき、6月ころに移植しました。9月下旬になって
「もういけるかな」
と1株抜いて様子を見、翌週に残りの2株を収穫しました。
1、2回で食べきれる分しかつくらない。採る時期を失すると実が硬くなるので、早めに株を引っこ抜きます。言葉どおり、花が土にもぐってできた実がたくさんぶら下がってます。1株で小ザルにいっぱい。
鍋に水を十分張って、塩加減は3%。茹で時間は沸騰後40分。あつあつの落花生の外殻をむいて、2個仲良くならんだ実をとりだす。薄皮とりは好みで。やわらかく、香ばしく、ちょうどよい塩梅。茹で落花生にはビールが最適ですね。日本酒にもあいますよ。
さあ、秋のはじまりです。