やっと「猫」が出てきました、ミチクサ先生
昨年、くも膜下出血で倒れ連載が中断していた「ミチクサ先生」(日経朝刊)、幸いにも復帰されて連載も再開されました。夏目漱石のお話なのですが、松山、熊本、ロンドンと舞台を経て、やっとこのほど「猫」が表にでてきました。
そう、「吾輩」さんです。
「こいつが見た、今の人間社会を正直に文章にすれば、それはそれで面白いかもしれん」
自分のことを「あたいは」でもなく、「わたくしは」もだめ。
「吾輩は…。オウ、これがイイ」
で決まったのだそうです。
ひるがえって、「ojinseye」。
毎日noteに描く時のペンネームにしています。
名の通り、ojins(おじんの)eye(目)で、毎日の気づきを描いています。
トシヨリですから、ojinseyeはそのままです。
「猫」を意識したわけではありません。
でも、「猫」はどう世間を見て、表現したのでしたっけ。読んだのは、ずいぶん昔ですから記憶に残っていません。
こういうときは「青空文庫」はもってこいですね。
旧仮名遣い「吾輩ハ猫デアル」、すぐに読み直している最中です。