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もう特定されているかもしれない
ペンネームで描いています。名前を出すのはもう少し先にとっておきます。なぜって、note描きに会社勤めのバイアスをかけられたくないし、生木のような話題を取り上げる場合はいくら匿名でも本人に差しさわりがあるでしょうから。でも、もう特定されているかもしれません。
オシント(OSINT;open-source intelligene)、公開情報を元に発信者などを「特定」する人たちがいる。SNS上で暗躍する詐欺師などを特定して被害を食い止める。正義の味方のチームがいれば、逆にストーカー事件に発展した例もあるという。怖いですね。
自分では、特定できないようにと一応配慮はしているつもりなのですが、丹念に拾うとモロバレかもしれません。文の構成、話題の背景、タイトル写真、わかっている側からみると、つまり、同僚や友人がその気でnoteをつなぎ合わせると、見えてくるような気がします。
どうしようか。新年早々気が重くなってきました。
話題を一般論にする、写真は載せない。こんなのじゃとても続きません。
わたしの心や気持ちにバイアスがあるのは拭え切れません。公人に対する意見は別として、個人のマイナス面は描かなかったつもりだけれど、これは気をつけます。いちばんは「多様性」を許容するということを忘れない、これを根っこにこれからも描くということでしょうね。
横道にそれますが、池明観さんが97歳で亡くなったそうです。「T・K生」というペンネームで「韓国からの通信」(岩波新書1977)を記し、この本で人権抑圧や民主化運動の実態をおぼろげながら知った覚えがあります。今のネット社会じゃ考えられない時代だった。2003年、池さんはT・K生と自分をつなげたそうです。
描くかぎりは責任がありますが、そのときはどうするかだけ決めておきます。ペンネームと自分をつなげます。