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「番頭はんと丁稚どん」式はジョブ型の働き方へ変われるか(5)

仕事は創りだすもの

会社に入ってから今日まで、ずっと思ってきたことです。
与えられた仕事でも、自分なりに工夫して自分のものにしていく。これが「番頭はん」的、「番頭はん」をめざすサラリーマンの仕事のしかただと思ってやってきました。

横に、前に目を向けながら、範囲を広げながら仕事をする。
そうすることで、スキルアップし失敗もすることで経験値も向上する。これが「番頭はん」的やりかたの長所だと思っています。

でも、当然ながら裏返せば短所になります。
決められたとおりに、はやく仕事を終わらせればいいのに、仕事をつくって余計なことまでやってしまう。時間も余分にかかり、生産性が落ちてしまうわりに成果が上がらない。
思い当たることありませんか?

時間を買うのではなく、仕事の成果を買う。これがジョブ型の働き方。
仕事は創りだすものという「番頭はん」的な働き方。
仕事(業務)内容によって、2極化していくのではないかと思っています。