「ボブ・ディラン」という価値
著作権と原盤権、ちがいがあるのがわかりました。
著作権はボブ・ディランさんがつくった歌・曲に対して。原盤権は彼が演奏したり歌った音楽録音に対して。たとえばです。
ディランさんがソニー・ミュージックに対して原盤権を2億ドル(230億円)で譲渡したとの報です。デビュー以後の数百にのぼる録音すべてだそうです。
「Blowin' in the Wind」(1963年)「Like a Rolling Stone」(1965年)
なつかしい、歌い継がれた大ヒット曲です。そういえばデビューはギター1本弾き語り、その後何回もリリースしてますから、それら全部ですね。いえ、これからの録音分も含めるそうです。
2020年には、すでにユニバーサル・ミュージックに著作権を数億ドル(数百億円)で売却しています。著作権と原盤権、あわせるとすごい金額になるものですね。
そうそう、 もうひとつ、2016年にはノーベル文学賞も受賞しました。これが1億円超。
収益という面では、レコードやコンサート売上などがありますがこれは別にして、「ボブ・ディラン」という価値を考えるには、この著作権、原盤権、加えてノーベル賞の合計額がわかりやすいのではないかと思いました。
ボブ・ディラン:1941年生まれの80歳。終活でしょうか。