「筋トレ」「出し惜しみしない」、これがアイデア出しの原点
毎日noteを描いている人はたくさんいらっしゃると思います。わたしもそのひとりです。気づきとアイデアを文字にかえる、これを毎日続けることの「枯渇懸念」が常にあります。そんななかで、田中達也さんと内館牧子さんのコメントがありましたので紹介します。
2011年以降毎日作品を投稿し続ける、「見立て作家」 田中達也さん。
「筋トレのようなもの。さぼるとダメ。毎日作るからこそアイデアが枯渇しない」(日経新聞)
飽きられないように日々アイデアを練り、日めくりカレンダーのように更新するとインスタユーザーの支持が広がったそうです。
内館牧子さんは、先日亡くなった橋田寿賀子さんの言葉としてつぎのように書いています。
「出し惜しみしちゃダメよ」
「長丁場のドラマだから、先々もつまいと恐れて水増ししがちなの」
「出し惜しみしないでどんどん書いて、見ている人を楽しませなさい」
「大丈夫。追い込まれたら、必ず次のいい手が見つかるものなのよ」
と言われ、帰宅するなり151回分のあらすじを全部捨てた。「出し惜しみするな」は、今でもずっと私の創作の原点になっている。(同)
出し惜しみするほどのアイデアはありませんが、「書きためておく」ことは少しやっています。どうしても描けないときのための保険に。これを潔く捨てる勇気を持て!ということなんでしょうか。つらいですね。
でも、うんうん言いながらやっとひねり出した600字の「達成感」は、他に代えがたいものがあることは確かです。
さあ、明日も自分を追い込むことになるでしょうか