君にはあの虹が見えるか?伝説(?)のゲームソフト!! OVER THE MONOCHROME RAINBOW featuring SHOGO HAMADA とは?
どうもどうも、オジン・オバハーンです。
今回はタイトルの通りゲームソフトについてお話します。
浜田省吾の登場するPS用ゲームソフト
OVER THE MONOCHROME RAINBOW featuring SHOGO HAMADA
特に興味ねぇよ!という方は時間の無駄なのでブラウザバックどうぞ。
ネタバレあるので避けたい方も同じくブラウザバックどうぞ。
興味あるというソコのアナタ!
このゲームを8周している私が魅力をお話します!語らいましょう!
といっても本作品は現在手元にない(実家を離れて一人暮らし)ので少し情報が不正確な部分あるかと思います。間違っているところあればご指摘いただけますと幸いです。
※上記の理由で今回は文中に画像は無しです。ご了承ください。
概要
しかし、まずはこのゲームについてざっとお話しておこう。
タイトル
OVER THE MONOCHROME RAINBOW featuring SHOGO HAMADA
販売年 2003年
価格 不明(すみません、分かりませんでした!)
プラットフォーム PS2
↑勿論現在廃盤!
総監督:福田裕彦(浜田省吾バンドではキーボード等を担当)
ちなみに攻略本もあるらしい…。
あらすじ
かの地と虹でつながっている異世界「アレット」。
人々はこれまでも平和に暮らしまたこれからも平和に暮らしていくはずだった。
しかし、ある時を境にかの地から瘴気「グラルエナジー」が流れ込みアレットを包み込んでしまう。
祈りの虹により召喚された主人公は浜田省吾と共にグラルエナジー浄化の為、アレット各地を巡るコンサートツアーに出るのであった…。
と、まぁこんな感じである。今でいうところの異世界転生モノだろうか。
そう考えると世界観でいえばこの令和の世でも通用するかもしれない(笑)。
主な登場人物
主人公:CV 鈴村健一
どこにでもいるごくごく平均的なサラリーマン。
仕事では上司に割と詰められているらしい。
オフィスで祈りの虹を見たことからアレットに召喚された「虹に選ばれし者」。
今作でのコンサートツアーのプロデューサーを務める。
浜田省吾:CV 浜田省吾
かの地のソングライター。
コンサート中にいきなり異世界に呼び出されたにしては順応するのが早い。
彼の声こそがグラルエナジーからアレットを救うことができる。
アワキン:CV 槐柳二
科学者。
発明品を駆使してツアーを助ける重要人物。彼がいなければコンサートの成功は不可能といってもいい。しかし毎度大事なところで眠くなる。なんたるちや~トベル:真内みーや
ネズミに似た角のついた小動物。
アワキンの豊かな毛髪の埋もれて過ごしている。ただの癒し枠かと思いきやアワキンの生気を吸って彼をグラルエナジーから守っているという共生関係を築いている。だからこそアワキンはよく眠くなるのだ。
ラテューグ:CV 中田譲治
魔楽器と呼ばれるギターの見た目をした人物(?)。
前回のグラルエナジーとの闘いで破損したもののアワキンの力で復活を果たすも記憶の一部を失くしている。結構上から目線。
アダマ:小杉十郎太
アレットの音楽家。
主人公らがアレットに来る前にラテューグと共にアレット各地を巡り人々に音楽を届けていた。しかしながら、グラルエナジーとの闘いの果てに命を落とす。
トリステス、愛してくれトリステス。
トリステス:川村万梨阿
アレットの美女。アダマが横恋慕していた相手。筆者が見るに多分思わせぶりな態度して周りの男に尽くさせてた罪なタイプの女。
主な用語集
かの地
地球、我々や主人公、浜田省吾の生活している世界。
アレット
かの地と虹を介してつながっている世界。
牧歌的雰囲気の世界で、かの地には無いファンタジックな物もあるがグラルエナジーの影響で壊滅の危機に陥っている。
グラルエナジー
かの地でのネガティブな感情などのマイナスエネルギーにが虹を伝いアレットに満ちた瘴気。
虹の卵
アレットに2つとない卵型の物体。内部を光の玉が動いている。
これにより虹に選ばれし者をグラルエナジーから守る。
正直このアイテム万能すぎて草。
コリビス
アレット各地で見られた楽器のような音を奏でる生物。
楽器獣、照明獣、舞台獣等数種類に分類できる。さらに細かい分類は面倒なので省略。その見た目は刺さる人には刺さるし受け付けない人には結構きつそう。こいつらを各地で捕獲してコンサートのメンバーとして補強していくことになる。
OMRの魅力とは?
未プレイの方でもここまで読めば本作についてある程度ご理解いただけたかと思う。
果たして異色ともいえる本作での魅力は何だろうか?
一般的にはプロダクションI.Gの面々が参加している高クオリティのアニメパート!という方、浜田省吾を操作できるステルス作戦パート!という方もいれば、ロードがクソ長い(画面切り替え時に毎回5~10秒ほど)という方もいるだろう。
え、違う? ゲームクリアで開放される360度ライブだって?
そりゃ勿論それも魅力です。
コリビス①
しかし、私がまず提唱する1つの魅力はコリビスの意外に練られた設定だ。
各地で捕獲したコリビスだが、組み合わせをどうするかに悩むプレイヤーもいるだろう。そんな時はコリビスの詳細情報を見てほしい。アレットのどこで過去にコンサートを行い、その時のメンバーはどのコリビスか、そこでの反響はどうだったか等が結構しっかりと描写されている。
そして各章をクリアするとその組み合わせによって『伝説のバンド○○○○が復活した!』という旨のメッセージが表示される。ホント手間がかかってるなぁ。
編成に悩むプレイヤーはこの情報を整理すれば攻略がとてつもなく楽になるはずだ。
正直普通に読んでても割と面白いというのが理由としては大きいが…。
コリビス②
そしてまたコリビスだが、デザインもまた素晴らしい。
コリビスの個体名(?)をガッツリ出してしまうが以下に挙げるコリビスたちのデザインだけでもぜひチェックして欲しい。
・ロッケン(色違いも2体いるが一番好き)
・トカホン(色違いも2体いるが以下略)
・ホーグ(初見時、ポ●モ●のスイ●ンかなと思った)
・シュルン(普通に現代のアニメでも通用しそうな可愛さ)
・ストトンド(攻略に使うこともあるけどこれについては完全に語感)
・センジュ(何だろう、神秘的というかキツメというか…)
・ジルバトス(一番デザインがきれいに纏まってる、絶対町支さんだな)
・ハディバーティ(私が見た感じだけどモスラ(幼生)とハープの融合体的デザイン)
フリーモード
しかし私が提唱する一番の魅力はフリーモードにこそある。
どういうモードかというと先述のストーリーで行った各コンサートを自由なコリビスの編成で行えるというものだ。その曲というのが
・悲しみは雪のように
・君のいるところが~My Sweet Home~
・境界線上のアリア
・Sweet Little Darin'
・Money
・さよならゲーム
・J.BOY
以上7曲である。
これらの曲をコリビスを変えることで好きな系統の音、アレンジで演奏できるのだ。
正直このゲームはこのパートこそが目的で作られたもので、福田裕彦氏が
「こういう風にアレンジできるの面白いでしょ?シンセサイザーとかやってみない?」
と影から囁いているように思えて仕方ない。そんなこと無いのかもしれないけど。でも祭囃子調のさよならゲームとかできちゃったらそう思うじゃない!
360度ライブ
さて、私の思う魅力はもう伝えたのでもういいでしょ。
え、360度ライブはって?ここまで記事読んでるような人ならどんなもんかもう知ってるでしょ?確かに書いてなかったですね、はい。
3章と7章をクリアするとそれぞれ
・勝利への道
・さよならゲーム
のライブ映像が解禁されます。
名前の通りカメラをぐるっと囲み当時のツアーメンバーがコンサートをしてくれるというものです。んでそれを好きに録画できるというシロモノ。
今でいうVRの先駆けなのかな。
さすがに回り込んでみたいなのは無理だし(当然)、やっぱり20年前のゲームということで画質も期待しないでほしいがファンには堪らないコンテンツだろう。実際当時小学生だった私がこのゲームをプレイしていたのも、コレ目当てに本作を買った母の代わりに、というワケだ。
あとがき
元々本作の記事はいつか書こうと思っていたのだが(ほかの記事を後回しにして割りと突貫で)書いたのは、総監督の福田裕彦氏が2023年2月25、26日に浅倉大介氏とのトークライブを開催するのだが、26日の第1部として
発売20周年を記念しての本作の大解説
を行うとのこと。このイベント前に間に合わせたかったのだ。この後に記事作っても説得力ないもん。
願わくばこれが少しでも当日の予習にならんことを…。
(下記に26日のトークライブに関する福田氏のツイートのリンクを置いておきます)
https://twitter.com/YasuhikoFK/status/1624083922408845313?s=20&t=tuZa0_J6evN37h27f2vq3g