わたしの好きなフリーフォント!
フリーフォントの話!
7月末に開催したタケウチ個展の際に、自らデザインして新調した名刺↓↓
書道家なんだから名刺も手書きの自筆で、と思いつつ、今回は見たことがない雰囲気の名刺に仕立てたく、こんな風に色々な書体のフォントで「竹内恵美子」を書いてデザインしてみました。名刺をお渡しする際に文字の話を膨らますことができるかなという意図もあります。
ちなみに、和紙っぽい用紙に印刷して、手触りも重視してみました。
最近お会いする方々にはお配りしておりますが、なかなか好評!ヤッタ!
使用したフォントは全て個人・商用利用OKのフリーフォント。最初からマイクロソフトofficeに搭載されているものもあれば、自分でインストールしたものもあります。
昨今は、イラストや動画素材などはかなり優れたものが無料で利用できるという、本当に本当にいいんですか!ありがとうございます!の状況。フォントなんて作るのは本当に大変だと思うのに・・・(感謝)
それに、イラストやイメージ画像等はAI画像生成がかなり発達してきたけれど、AIはまだまだ文字を全然描いてくれない。だからフリーフォント様様!!
フォントに関する過去記事、良かったら読んでみてください^^↓↓
同じ文言をフォント違いで並べてみる
さて、同じ文言をフォントを変えて並べて見てみましょう。
※文字のポイント(サイズ)は皆同じ。
※空白、あるいは前後の文字と異なるデザインになっている文字は、そのフォントデータに該当文字の収録が無いということ。
まずはよく使われる身近なフォント各種。
筆者はこれだけでも酒が飲めそうです。
続いて、筆者の好きなフォント色々!
とりわけ、昔高速道路の看板に使われていた「高速道路ゴシック」が大好きなのですが、如何せん収録文字が少ない。例として「渋谷・三鷹・白鶴」と挙げておきました。
「トガリテ」のように起筆収筆に線を加えるのは、昔手書きでやった記憶。
この3つは筆文字手書き系。昭和書体さんのものや、青柳衡山先生のものが広く知られています。書家がフォントデザインに文字を閉じ込める・・・色々な思いがありそうですが、私もいつかやってみたいな。
筆文字フォントは、書家に頼まずとも即座に和風の雰囲気が出せるので、お店の看板等にも多用されています。
「遊円丸」も昭和書体さんのもの。
「ようじょふぉんと」は幼い子の文字を(大人が)再現したものらしいです。すごいのは、半角カナなどの変換を使うと、子どもによくありがちな鏡文字なども書けるようになっている・・!
「はんなり明朝」は基本は明朝体ですが、傾きや連綿線で”はんなり”とした印象を持たせています。
飾り文字的なフォントで面白いのはなんと言っても「ピグモ」!文字それぞれに独特なデザインが施され、バラバラなのに何だか統一感が出るという不思議さ。
デザインフォントはいつ使うのか
デザインフォントは基本的には、限られた文字数の固定されたサムネや看板・ロゴ等に用いられることがほとんどでしょう。「読む」というより「見る」場合のもの。
一方やはり通常ビジネスの資料などで使うタイプのものではありません。
こだわりのフォントも、もし相手に同じフォントデータがインストールされていなければ文字化けor表示されないことになり・・・画像で書き出す、ないし紙で印字するなら良いですが、データ上はデザインフォントの使用は配慮する必要がありそうです。
こんなに豊かなデザインフォントの世界なのに、たくさんの文字を変換して目にすることが少ないのは何だか残念・・・!
フォントの良さは自分の書きたい文言を瞬時にそのデザインにできること。また、色や大きさや太さや影なども自在にアレンジすることができます。
皆さんも、何に使うのかは置いておいたとしても、好きなフォントがあったらコメント欄で是非教えてください^^
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