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うにっき帳 vol.23 |語彙増量編|軽佻浮薄、疾風怒濤、奢侈
はじめに
こんにちは。吉村うにうにです。「うにっき帳」のvol.22を掲載します。
「うにっき帳」は日記と銘打っていますが、①日記編 ②語彙増量編 ③自分史編の三部のいずれかを取り上げます。
今回は、四度目の語彙増量編です。前回の語彙増量編はこちらです。無聊を託つ、意味を覚えていますが? 使えるようになりましたか? 読んでいない方や、自信のない方はこちらの記事を見てみて下さい。
では、よろしくお願いします。
尚、本文は常体で書いております。日付は、原稿を下書きした日です。
二〇二四年十二月二十三日
⑧軽佻浮薄 「けいちょうふはく」と読む。言動が軽々しく、浮ついているさま。小説「ボヴァリー夫人」で、軽佻浮薄な男は四十前後で金持ちの娘と結婚するというのを、主人公が想像して嘆いているシーンがあった。
例文:あいつ、自己評価は高いが、軽佻浮薄な言動を見ても、仕事ができないのは明らかだ。
この例文は、職場にいる人をイメージして作っているが、単に無能やチャラいという言葉より響きのある陰口という気がする。
二〇二四年十二月二十六日
⑨疾風怒濤 激しい波と荒れ狂う波、または時代が激しく変化することの形容。「ボヴァリー夫人」の主人公の気持ちがこのようになったと記載があった。
例文:物価が上がり、失業率も上昇するなどをきっかけに、社会混乱が疾風怒濤のように押し寄せてきた。
⑩奢侈 度を過ぎて贅沢する事。知ってはいたが使いこなせていないので載せた。やはり「ボヴァリー夫人」にて、奢侈のもたらす官能と奢侈…とあった。
例文:奢侈に流れた生活をしていると、年収が何億あっても足りない。
さいごに
今回も単語三つだけを取り上げてみました。いかがだったでしょうか。今回は小説やノンフィクションの本から拾ってきた語彙でした。軽佻浮薄って響きの重い悪口ですよね? 日常会話で使わないに越したことはないけれども、小説では使いたいですね。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。