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うにっき帳 vol.41|日記編|怒り初め(5)
はじめに
こんにちは、吉村うにうにです。うにっき帳vol.41となり、今回は日記編です。「怒り初め」の最終回です。怒り初め(1)~(4)はこちら。(2)は構成上、若干文章を変えております。
なお、諸事情により、「怒り初め」の記事は近いうちに非公開とさせていただきます。早めにお読みいただけると助かります。
では、はじめます
内容の文章は常体で描いております。また、日付は日記編と語彙増量編では下書きをした日、自分史編ではその事件が生じた日となっております。下書きを2025年の1月16に書きましたが、2025年の1月2日の話です。よろしくお願いします。
二〇二五年一月十六日 怒り初め(5)
それにしても、怒りの表出はなんと解放感があるのだろう。公衆の中で怒鳴るという行為は、決して褒められたものではないと自分でもわかってはいるが、耐えて自分の中にもやもやしたものを抱えて生きるよりはずっとましだった。そういった負の感情を開放すると、嫌な気分が雲散霧消し、空気が晴れ渡ったようだ。勿論、怒られた青年はたまったものではないし、陰ではその青年に悪態をつかれていることだろう。だから、今後はなるべく控えたいと思うが、これまでに味わった事のない経験だった。
私としては我慢を重ねた人生の上でのカタルシスだったので、余計にそう思ったのだろう。矢沢永吉があの年になってもステージで叫び続けている理由がわかる気がする。もっとも彼とは理由も指向性も異なるのだが。今後は、負の感情を溜め過ぎず、出し過ぎず、適度に表現する道を探らなければならない。
昔の艦隊の砲撃戦では、敵艦に砲弾を撃ち込むにあたって、まずは目標より遠めに一斉射し、二斉射めでは目標より手前を狙う。それを繰り返すことにより、目標に弾着を近づける。私は、まだまだ、外し過ぎているのだろう。適度に表現するのが、今後の課題である。
(おわり)
さいごに
いかがでしたでしょうか。ちょっと怒りすぎて反省ですが、感情を出せるようになったという事でプラスに捉えています。人に上手く気持ちを伝えられるようになりたいです。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。