水深800メートルのシューベルト|第77話 3 吉村うにうに 2022年1月31日 18:47 仕方がないので、(僕は)近くにあるバーに両手で掴まり、おじさんにはわからないようにお尻に体重をかけないように微かに浮かせていた。すると、「ジョーンズさん。ここがどこだかわかりますか?」 と大声を出して、目を半開きにして口の周りの髭に血をつけているパパを揺すっていた、髭面のおじさんが僕の方を振り向いた。「ママはどこにいる? 連絡取れるか? 坊主ボーイ」 僕は「アザートンって所で仕事だと言ってた」とだけ答え、パパのスマホをおじさんに手渡した。 第76話へ戻る 第78話へつづく ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #小説 #連載小説 #潜水艦 3