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うにっき帳 vol.57|日記編|回転寿司店の著明な変化に思うこと(6)

はじめに

こんにちは、吉村うにうにです。うにっき帳vol.57となり、今回は日記編です。回転寿司業界から考えた、企業が変化するという話で、今回が最終回です。前回の(1)~(5)はこちら

では、はじめます

内容の文章は常体で描いております。また、日付は日記編と語彙増量編では下書きをした日、自分史編ではその事件が生じた日となっております。回転寿司通いは2025年1月からずっと現在(2025年2月11日くらいまで)続いていましたが、ここ三日ほどはお休みです。

   二〇二五年一月二十三日 回転寿司店の著明な変化に思うこと(6)


 こうして会議は終わった。今回も加湿器導入は見送られた。この部長が会社にいる限り、何人感染者が出ようとオフィスに加湿器が点くことはないだろう。これは、残念ではあるが、これくらいでへこたれていては、私の仕事は務まらない。その他にも、ここ数年、妄想を起こした女性による社内トラブル、パフォーマンスが異常に低い転職者の処遇、不機嫌ハラスメントを起こす社員など、問題が山積しており、私にアドバイスを求めているのだ。

 私から見ると、これらの諸問題は、加湿器が一つの象徴として現れる会社の底流から、噴き出しているに現象に過ぎないと言える。これらのトラブルは加湿器と繋がっているのだ。会社が従業員に「君たちを大切にする」というメッセージを送らなかったばかりに、社員の会社に対する愛着が薄れ、従業員同士がストレスを感じてギスギスし、問題が生じているのだと言える。

 今後は、このメッセージを送る大切さを説いていきたいと思う。それにしても、危機をきっかけに変化した寿司業界と変化しないÅ社、この違いは危機に対する向き合い方だと気づかされる。会社を変える事は簡単ではないが、この困難さに取り組み、分析し、できる対策を練っていくのは、案外楽しい仕事だったりもする。
                 (おわり)


さいごに

いかがでしたでしょうか? 会社を変えるのは難しいですが、それぞれに考え方の違いや、会社が成長するにあたって、守りを固める必要がなかったという歴史など、会社が変われない事情と言うものがあります。そこを見ながら今後も良い仕事をしていきたいと思います。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

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