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うにっき帳 vol.5 |語彙増量編|ぞっとしない、事大主義


はじめに

こんにちは。吉村うにうにです。「うにっき帳」のvol.5を掲載します。
「うにっき帳」は日記と銘打っていますが、①日記編 ②語彙増量編 ③自分史編の三部のいずれかを取り上げます。
前回のテーマ「餅つき祭り」は自分史編でした。紅白記事合戦にも投稿しております。その記事はこちら

今回は、初の語彙増量編です。小説やエッセイを読んでいて、自分の知らない、もしくは知っていても使ったことがない語をピックアップし、覚えて使えるようになろうという企画です。記憶に定着させるため、できるだけ、どの本で見かけたか、新しい語彙を見たときにどう思ったか、などの背景も書き、例文も作ってみたいと思います。皆さんも、「あ、これ知らなかった」「うにうには、こんな語も知らないのか」などと、何かを感じて頂ければいいなと思います。

では、よろしくお願いします。

尚、本文は常体で書いております。

    二〇二四年十二月六日
 
①  ぞっとしない 最近まで怖いという意味での「ゾッとする」の反対語だと思っていたが、「面白くない、感心しない」といった意味らしい。夏目漱石の「草枕」を読んでいて「あまりぞっとしない」という箇所があったので、気になって調べた。
例文:噂話を無責任に広めるなんて、あまりぞっとしないね。
窘める時に使う言葉のような印象。

② 事大主義 「じだいしゅぎ」と読み、強いものや風潮に迎合する人を指して言う。人生で使ったことがない。小説のどこかで使ってみたいとは思う。
例文:事故を隠蔽する部長に何も抗議できないのは、あいつが事大主義だからだ。

編集後記 最近、語彙を増やす努力をさぼっていたので、うにっき帳の中にもこういった語彙コーナーを入れていきたいと思う。難解な小説を読むときの助けにもなるだろうし、私の表現の幅も増えるかもしれない。まあ、あまり気負わず、単なるメモとして楽しんで作っていこうと思う。

さいごに

単語二つだけを取り上げてみました。いかがだったでしょうか。人間は数字などの短期記憶でも7±2個までしか覚えられないらしいし、長期に頭に残るのも3つくらいまで(これは教授に言われたそうかもと思った経験談、勿論知識が増えて内容が理解できたら増える)らしいので、あまり多くを載せないようにします。また、気になる語が出てきたら紹介します。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

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