カードケース6ポケット② 手染め(オイル入れ~色止め)~床面処理
手染めは色付けだけで終わりではありません。
続きの工程があります。
①手染め(オイル入れ~色止め)
色付けが終わったヌメ革タンローに、オイルを塗ります<半日乾燥>
そのあと、色止めとして「レザーコート」を塗ります<半日乾燥>
※レザーコートを塗った後だと、オイルが革に浸透していきにくいので、色付け直後にオイルを塗っています。
☆今回使用したオイルは、「ラナパー」です。
オイル入れに使えるオイル
Renapur(ラナパー) レザートリートメント(250ml、スポンジ2個付) by Renapur(ラナパー)
ニートフットオイル 500ml レザーケアオイル 革製品 仕上げ剤
色止めとして使用できるもの
クラフト社 革工具 レザーコートマット 500ml 2216
クラフトシャ(craftsha) クラフト社 革工具 レザーコート 500ml 2212
②床面処理
色止めの乾燥まですべて終わったら、床面処理します。
今回のヌメ革の床面はかなり均一に漉かれているので、床面処理が必要ないかもしれないですが、毛羽立ちがひどいときには、必ず処理しましょう。
今回はトコプロをヘラで床面に塗り、床面処理用のスリッカーでこすりました。
乾かすときに、革が曲がらないように平らなもの(工作マット・本など)で押さえておくと、次の工程で扱いやすくなります。
床面処理で使った薬剤
クラフトシャ(craftsha) クラフト社 トコプロ TOKO PRO 500g 2252
こするときに使った道具
Batino 3ピース ソリッドウッドレザークラフト エッジスリッカー バーニッシング バーニッシャー マルチサイズセット 光沢エッジ レザークラフト 作業ツール
はい、これで本裁ちする前の準備が終わりました。
必要な大きさにぴったりに切る本裁ちの前に、これらの工程を済ませておくと、以降の作業がかなりスムーズに進むと思います。
とくに、財布やカードケースなどの小物は精密なサイズ感覚が必要になります。
革の伸縮の恐れがある手染め・床面処理は本裁ちの前に行うのが良いと個人的に思います。
もちろん、中には本裁ちしたものを手染めしたり、床面処理して組み立てる方がいるとは思いますが、私はサイズのズレが心配でとてもその順序ではできないというのが本音です。
やり方は人それぞれですから
「これが正しいのではなく私がやりやすい方法」
と書いています。
やりやすい・効率的な方法はご自分で発見すると良いと思いますよ。
では次回もお楽しみに。
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クリーマ
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