山手線の内側から葉山へ。
私は外資系IT関連企業に勤める40代のおじさん。
30代ギリギリで妻と結婚するまでは頻繁に合コン、飲み会としっかりとチャラリーマンをやってました。
結婚して住まいは白金、遊び場は六本木、西麻布と毎晩の様に飲み歩いてました。
そんな私達が何故葉山に?
きっかけは2017年の春。
都会での生活にもお互い少し疲れてきてて「海でも見ないかないか?」と言う事で当時住んでいた御殿山から品川は徒歩圏内、横須賀線に乗れば小一時間で逗子に到着。
勢いで来たので下調べもしてないため何となく逗子マリーナへ。
海を見てお茶しましたが観光地という事もあり人も多く、早々と帰る事に。
タクシーで逗子駅に向かっているところ運転手さんとの会話で思わぬ展開へ。
運転手さん「観光できたの?」
おいたん「はい、海見たくなって。将来は海の近くとか住めればいいなぁと思ってます。」
運転手さん「なら葉山行ってみなよ!都内へ通勤している人も結構いますよ」
運転手さんがやけに勧めるので良く分からないまま葉山マリーナへ。
逗子マリーナとは全く雰囲気が異なり、大人な雰囲気。デッキからクルーザーで遊んできたと思われる色黒のおじさま達が談笑しながら歩いてきて、ん?これは何だか雰囲気が良いぞ!と私達夫婦は好印象。
その日は時間もなくそのまま帰宅したが帰りの電車の中で物件探し。
いくつか物件をピックアップし問い合わせをして直ぐ内見に行く事になりました。
なかなか自分たちの希望のかなう賃貸物件が無く、最初は逗子寄りの物件も見てました。
通勤には便利だしそれもありなかぁと。
葉山の最寄り駅はJR逗子駅か京急の新逗子駅で駅まではバスで移動になります。
なので地区としてはバスで10分ほどの堀内付近が限界かなと思ってましたがなかなか物件がない…
一件戸建ての賃貸があったのですが場所は一色。
一色はJR逗子駅からバスで約20分…んー遠いな…と思いながらせっかくなので見に行く事に。
バスを降りると落ち着いた雰囲気でのんびりした感じ。
悪くないぞ!
物件も少し古いが落ち着いた住宅街でテラスも広く、屋上からは海も富士山も見える。
これは良いぞ、でも通えるのか…
歩いて直ぐ海まで行けるとの事で行ってみる事に。
ん!?なんだこの絵になる小道は!
良い空気を感じつつ海につくと。
長い事東京に住んでいて湘南にも良く遊びに来ていたがこんなに綺麗で人も少なく静かな海が都心から小一時間のところにあるとは…衝撃でした。
妻はテンション上がり海に入りだす。
愛犬もハイテンションで走りまわる…
後から聞くと世界のビーチ100選にも選ばれた一色海岸。
これが決め手となり物件に即申し込み。
が、既に先約がいた…
んーまぁ何があるか分からないからダメ元で二番手で申し込みしました。
数日後、おいたんさんで決まりました!と不動産屋さんから連絡。
なんと!!これは完全に葉山に呼ばれてるなと勝手に思い込み即契約となりました。
初めて葉山に来てから約2ヶ月後には住んでました笑。
最後に
何だか生活がマンネリしていたり、環境を変えてみたいと思っている方も多いと思います。
私達は山手線の内側で生活していて、夜遅くまで遊んでもタクシー2、3000円で帰れる、新幹線も空港も近い。
とても便利ではあったけど何かしっくり来なかった。
葉山に来て以前より不便ではあるが時がゆっくり流れて心地よい。
通勤もバス、電車共に座れる。
都内までの時間も読書したり調べ物したりと有意義時間となり、当時思っていたより大変ではなかった。
遊びも変わり週末は海へ山へ、都内では無かったご近所付き合いも増えてとても豊かな生活になりました。
海、山のある暮らしオススメですよ。
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