湯シャンデビュー
人それぞれ生活にはリズムがあるし気付かないだけで自分ルールだって確実に組み込まれており、当たり前の積み重ねで日々を生きている。
他人の生活っていうのは別の誰かから見たら新鮮に映るものだ。でも本人は当たり前すぎてわからない。わからないくらい浸透しているからまんねりを感じるのだ。
他ならぬ俺もまんねりを感じていた。
スマホを眺めていたら異世界とのゲートが開き、気がつけばポケモンの世界に引き込まれていたらなーとか。空から隕石が降って来て、その隕石の力で超能力に目覚めて世界を救う旅にでられたらなーとか。そういう中二病みたいな妄想を息をするようにするくらいにはまんねりを感じていた。
それでなんか特別なこと。例えばランニングをするとかジムに通うとか楽器を練習するとかわかりやすい変化(更に言えばキラキラ感高めが好ましい)を生活に組みこもうと思ったけど、考えただけで疲れたから諦めた。
ホメオスタシス強めの俺にはわかりやすい変化はあわないらしい。
ならば変化したのがわからんくらい小さい変化を加えたらどうだろう。そう考えて始めたのが湯シャンである。
湯シャン。シャンプー使わずにお湯だけで洗髪するあれね。
始めてみようと思ったキッカケは3年前と比べて髪のボリュームが減った気がしたから。気のせいかもしれないけど気のせいじゃないかもしれない。禿げたくない。じゃあやろう、といった動機。(禿げに対して効果あるかはわからない)
それにシャンプー買わなくて大丈夫になれば若干お財布にゆとりできる。
湯シャンをスタートしたのが4月20日。
ぬるめのお湯で頭皮を洗うイメージで指を動かす。その後に髪の毛をわーっと洗えば終わり。楽。
初めて洗った時はゴワゴワで髪の毛が油っぽい?感じがした。多少痒さがあったしシャンプーを使って洗った時の爽快感もない。これでいいのかな、という疑問でいっぱいだった。
初めてから一週間ちょっと経った今。
初日の違和感はなくなっている。頭皮の痒みも出ないし、楽だし、楽だし、楽。楽すぎて楽だよ、マジで。頭皮のにおいがしないかどうかだけが不安。それ以外はメリットしかない。これで数年後に増毛してたらホント最高なのになー。そうなっててほしいなー。
湯シャンを生活に取り入れたら小さい楽しみではあるけど確実に今までより生活にハリが出た。ちょっとした変化が生活を新鮮にするということなのだろうね。
あ、湯シャンかなり楽だから気になる人はぜひお試しを。