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映画 新聞記者 を見て思った。

はじめて note 投稿です。

私文章書くのも写真撮るのも好きなので、よくインスタでも写真付きで語り気味に長文書くのですが、誰に向けてるのかもわからず、テーマも絞れないので、語りたくなったものはnote にまとめていこうかなーと思いたちました。

語りたくなったのは、
先日 #新聞記者 という社会派エンターテイメントを映画館に見に行ったから。

わたしノンフィクションとか過去におこった事件のリバイバルものとか、とにかくリアリティのある邦画が大好きなんですが、この映画は秀逸で!

物語は、政府が都合の悪いことは内閣官僚を使い情報を操作し、事実を捻じ曲げ、マスコミに圧力をかけるといった現実にありそうな日本の報道環境をベースに
女性新聞記者が自身の正義を貫く様とそれに応酬する若き官僚の葛藤を描いているんですが、

早い話、トレーラーみて⬇︎
https://shimbunkisha.jp


伏線が複雑に絡まった映画で実に脚本が見事でした。
さらに
映像、音楽、キャストの演技、演出すべてが非の打ち所がなかったんです。 


ただの良い映画でした、ならここに書く必要はないんですが、
ちょっとこの映画を通してとっても考えさせられたので
自分の覚えで書いておこうかなと。

この映画を見て日本におけるジャーナリズムのレベルの低さについて、自分の無知さを恥ました。
私はなんにも知らず日本国民として生きてるんだなと。
パンフレットにもあったのですが日本は
(世界の報道の自由度ランキング)72位と先進国の中でもひどい有様のようです。
以前からよく目にするメディアの代表格、テレビは顕著だなと感じていました。たいして面白くもないバラエティを流し見るより、娘が見ているNHKのすイエんサーとか、ためしてガッテン見て、料理を科学から切り込んで学んだ方がよっぽど楽しい笑

日本で生きる日本人として感じるのは、あまりにも、いま日本で起きている問題や現実を知る機会が少なすぎるのではないのかなと。
そして知らないことの怖さをみんな感じずに生きているということ。

映画のあるシーンで
悪役の奴が 

(この国の民主主義なんて形だけでいいんだ)

って言い放って愕然としてしまいました。映画のフィクションの世界なんだけど。
ちょっと怒れちゃって。


日本で暮らし生きる上で
消費税、住民税、所得税など最低限のルールを守り納税しています。
それはルールだから。

でもそのルールを握る側が
形だけでいいって言い放つ諦めの良さが全く腑に落ちない。

映画のようなことが
本当に起きている日本があるとして、
そんな日本に住む私が何ができるんだろう?
と考えたとき、

主人公の新聞記者の女性が
圧力に屈しず、自分の正義を信じて疑いながら立ち向かう様をみて、
私も生きる上で自分の曲げられない想いをしっかり抱いて生きていくことが
いまできる最大限のことなのかなと。

そして情報弱者にならないよう、
自ら情報は手に入れ、自分の力で守り生き抜く力をつけていかないと、と。

幸い、フリーランスとしてはたらく術は持っているつもり。
お金を稼ぐ力、生活する力もある。
あとはどうこの病んだ国で楽しく生きるか。

この国の存続をになう娘にも、楽しく
生きる術を教えてあげられるように。
母としても。


たった2時間でこんな気づきを
くれる映画、やっぱり大好きだ。


と、初note は映画から感じたことでした。ちゃんちゃん


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