サッカーチームのように。 「アシストしあう文化」を肌で感じた2ヶ月間。
こんにちは。インターンの田代です。
皆さんは、Oisix ra daichiについて、どのような印象を抱いていますか?
ズバリ、「オンラインの八百屋」。
ネットで野菜を販売するサービスを色々とやっている会社というイメージを持たれる人が多いのではないでしょうか。僕も、インターン以前は、そう思っていました。
ですが、実際に働いてみると、その考えはガラっと変わったのです!
今はOisix ra daichiについて聞かれると、「サッカーチームのように、お互いをアシストしあうユニークなカルチャーを持つ、社会貢献意識の強い会社」と答えるようになりました。実際にOisix ra daichiの行動規範には「サッカーチームのように」という言葉が掲げられています。
今回、僕がインターン生として体験したOisix ra daichiのカルチャーを、お伝えしたいと思います。
不安とともに始まったインターン生活
はじめに、簡単に自己紹介をさせてください。
僕はアメリカで経済学を専攻している大学二年生で、自分のやりたいことを模索する学生生活を送っています。
去年の夏は生協の飛び込み営業やイベント営業を行ったり、アメリカではプログラミングスクールに通って「Ruby」という言語をかじったり、写真と絵を融合させた作品を作りアワード(CAF賞など)に応募したり……。
今年は、これまでやったことがない職種のインターンをしたいと思い、サマーインターン先を探していたところ、Oisix ra daichiの人事チームで働く機会を得ることができました。
未知の職種である人事の勉強と共に、Oisix ra daichiという社員数が700名程度いる会社とはどういうものなのかを、身を以て体験できることに期待が膨らみました。
とはいえ、まだまだ社会に疎い学生の身ですので、「社会人としてバリバリ働く大人は何を考えているのか?」「大きな企業の社員は、仕事にシビアで冷たいんじゃないか?」などの危惧や不安を抱えていたのも事実です。
降りかかる問題は選べないが、問題を解く態度は自分で変えられる
そんな僕でしたが、インターンとして働く上で、何を意識すべきかを知るために読んだのが、Oisix ra daichi社長・高島さんの著書『ライフ・イズ・ベジタブル』です。
この本で特に響いた言葉が、「降りかかる問題は選べないが、問題を解く態度は自分で変えられる」です。ビジネスをするうえで、問題の発生は避けられません。ですが、問題を解く態度は自分でコントロールできます。辛い気持ちで問題を解いていると、毎日が辛くなってしまうので、楽しく解いていこうと書かれています。
実際に、Oisix ra daichiでは、問題に取り組む態度を整えるために、行動規範(ORDism)を制定し、大切にしていました。
「生鮮食品のネット販売という誰もやったことのない分野に挑戦してきたOisix ra daichiが、多くの問題を乗り越えられてきたのは、この文化を守ってきたことが大きいのではないか……」
そう思った僕は、この態度を取りながら、少しでも多くの問題を解くことに関わることが、自分の成長を促す機会だと解釈しました。
そして、降りかかってくる問題(?)を自分で選ばず、どんな仕事や飲み会も、声をかけていただいたものは全て参加してみようと決めたのです。
資料作成、企画、収穫…。様々な体験の日々
その結果、沢山の部署の方々がイベント、仕事の機会を提供してくださりました。僕が取り組んだものをいくつか紹介します
■採用ピッチ資料作成
採用ピッチ資料の作成を構成から取り組みました。細かい内容からスライドのデザインまで、採用チームやデザイナーの方の力を借りつつ完成させることができました。また、資料作成のために行った様々な部門の方へのインタビューを通じて、多くのメンバーの仕事への情熱に触れられたのは、とてもいい経験でした。
■ジョブシャドウイング(高校生の社会科見学)
カリキュラムの構築、各部門のメンバーとの時間調整、場所の確保、当日の進行まで、幅広くやらせて頂きました。人生初のイベント運営は、唐突なスケジュール変更や、予定場所が使われていたりとトラブルもありましたが、当日は無事にカリキュラムを進行することができました。
■「大地を守る会」プロモーション企画の手伝い
新しいお客様と出会うために、タイアップ可能なWebメディアや企業を探しました。タイアップ候補先の窓口の方々とやりとりをし、打ち合わせを設定し、その場にも同席させていただきました。ブランドの価値を高めるために、様々な提案をくださる先方の窓口の方と、予算内でベストなアプローチを探す社内メンバーのやりとりを聞けたとのは、とても刺激的でした。
他にも徳島に行き、買い物難民の方々に商品を届ける「とくし丸」のインターンをしたり……
生産者の方と、トマトの下葉取りを経験したり……
就農支援をしている企業の研修に参加させていただいたり……
Oisix ra daichiならではの、様々な経験をすることができました。
アシストを惜しまないチームワーク
このように幅広いことをやらせてもらうと、整理できないことや分からないことが日々生じます。
「どのような進め方がベストか分からない。」
「なぜ、その状況で判断できるのか?」
しかし、その一つひとつの疑問は、適宜、プロジェクトに関わるメンバーとの壁打ちにより解消していきました。
視点や視座を変えながら、物事の動機や背景を議論することにより、自分の頭の中が整理されます。やることが次第に明確に見える化していく感覚は、勉強の連続であり、成長していく実感が感じられました。
Oisix ra daichiでは、「サッカーチームのように」という行動指針があり、自分の持ち場ではない仕事をすることによって、チームとして支え合うことが大切という文化があります。僕のような、新人に対しても、嫌な顔をせずに壁打ちに付き合ってくれて、本当にありがたい限りでした。
ちなみに、感じたことや疑問を毎日メモしていたのですが、結構な量になりました!(これで1/5程度です)
「学びたい」「成長したい」という意欲の高いメンバーの為には、自身の負担や負荷を惜しまない人が多いのが、Oisix ra daichiの社風だと感じました。
まだまだ先の未来を見据えて。
不安と共に始まったインターンですが、実際にOisix ra daichiで働いたからこそ、わかることがありました。
それは、この会社にある「志」です。
全員が「これからの食卓、これからの畑」を創るという強い当事者意識をもち、情熱を持って仕事に取り組んでいます。
ただ野菜を売るのではなく、「事業成長することは、社会貢献である」という意識のもとビジネスをしています。サイクルにすると、こんな形です。
お客様の食生活における課題を聞く
↓
Oisix ra daichiにしかない商品やサービスをつくる
↓
お客様に喜んでいただく
↓
食材をつくる生産者の方も報われる
↓
このサイクルを広げて、事業を成長させる
このサイクルを加速し、実際に結果を出している企業なのです。ただのインターネットの八百屋では、ありませんでした。
そして、これを支えているのが、Oisix ra daichiで働く人であり、企業文化であり、行動規範の体現です。
実際に働いてみて、「サッカーチームのように」や「お客様を裏切れ」「ベストを尽くすな、Missionを成し遂げろ」といった行動規範が、会社に染み込んでいることを感じました。
現在、Oisix ra daichiは食品通販の売上において、ついに日本1位の会社になりました(18年度売上合計)。
僕がインターンをしているタイミングでちょうど一位を達成したのですが、このニュースが飛び込んできた時に、オフィスで騒ぎになるのかと思いました。
しかし、社員のみんなの反応は想像と全く違うものでした。歓声ひとつ起きません。
なぜなら、日本1位はただのスタート地点だから。日本における食のインフラの構築、中国やアメリカなどへの海外進出などは始まったばかりで、まだまだ成長過程だから、と言われました。
食に関する社会課題をビジネスで解決することへの本気度がハンパない……。
と、肌で感じた瞬間です。残念ながら、僕のインターン期間は終わり、9月からはアメリカの大学に戻ります。ただ、この2ヶ月間で得たものは、想像以上に大きなものでした。
Oisix ra daichiの挑戦はまだまだこれから。アメリカから、その挑戦を追っていきたいと思います。
(▲)お世話になった採用チームの皆さんと。
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Oisix ra daichiは仲間を大募集中です!
オイシックス・ラ・大地をともに創っていく仲間を、募集中です!
お願いしたい業務内容は多岐にわたっています。例えば…
・ECでの新規お客様の獲得や既存のお客様に向けたサービスの拡充
・KitOisixやママ向けなどの新規サービスの創出
・他社食品ECサイトのコンサルティングや自社サービスの強みを活かしたソリューション提案
・バイヤーや新商品の企画などの商品開発
・物流配送システムの改善構築
面談や面接の場を通じて、業務の内容などを説明していく機会も設けてます。ご興味ある方は、以下の採用ページをご覧ください!
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