シェア
下馬評族
2024年10月19日 11:22
はじめに2浪して東京大学に入ると、進学選択が迫ってくる2年生の夏ごろには同い年がみんな就職先を見つけている、という奇妙な現象が発生する。「浪人している分人生に深みがある」という手垢のついた戯言を振りかざしながらなんとかここまでやってきたはいいものの、就活にも卒論にも目処がつきつつあるかつての同級生たちを目にした私は尋常じゃない焦りに駆られ、授業もそっちのけでインターン先を探そうと必死であがい