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『ユリイカ』特集=嶽本野ばら 寄稿しました

『ユリイカ』(青土社)2024年5月号 特集=嶽本野ばら
に寄稿させていただきました。
現在発売中です。

  • 「ロリータという正夢 ロリータブランドと物語との邂逅」(論考・エッセイ)

  • 「嶽本野ばら主要エッセイ作品解題」(作品ガイド)

という二本の文章を書きました。

「ロリータという正夢」では、BABY, THE STARS SHINE BRIGHTをはじめ、Vivienne Westwood、MILK、PUTUMAYOなど、嶽本野ばらさんの作品に登場する様々なブランドという軸から、野ばらさんの作品の唯一無二の魅力についてあらためて考えてみました。
ロリータファッションに関しても、嶽本野ばら作品についても、今の時点の自分自身での解釈がまとまった気がしています。
ロリータに限らず、かわいいものを愛する人と共有したい想いを綴りました。
イラストも描いたのでぜひ楽しんでいただければ幸いです。

「嶽本野ばら主要エッセイ作品解題」では、野ばらさんのエッセイ本の中から7冊をピックアップし、紹介文を書かせていただきました。
嶽本野ばら作品を読んだことがない方にも、この機会に野ばらさんの「乙女のカリスマ」たる所以を分かち合えたらと思って書きました。
とくに『パッチワーク』については熱がこもって、私なりの分析も書けたかなと思っています。
全ての書籍については書ききれなかったのですが、今回取り上げなかった『恋愛の国アリス』などもとても面白くて好きなので、またどこかで書けたらいいな、と思っています……!


『ユリイカ』は学生時代から密かにずっと憧れていた雑誌でした。
最も敬愛する作家である嶽本野ばらさんの、この記念すべき特集に参加することができて、本当に光栄です。

野ばらさんとロリータファッションについてはまだまだ語り尽くせないので、これからもさまざまな機会に書いたり語ったりしていけたらと思っています。

ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。



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