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彝族がつくり漢族が広げた!彝族焼肉の壮大な物語

◇◆ 四川料理研究部 ◆◇
四川在住の料理人から学ぶ四川省ライブ中継の日程

3/14(日):15時~豆腐料理「麻婆豆腐、家常豆腐、熊掌豆腐の作り方」
4/18(日):15時~家庭料理「回鍋肉、塩煎肉、小炒肉の作り方」
5/16(日):15時~四川の焼き物「樟茶鴨、冒鴨子の作り方」

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辛いものが好き、食べ歩きを愛している方に本場の料理を食べるチャンスを提供する、四川省公認の四川料理の専門家・麻辣連盟総裁の中川正道です

一カ月の沖縄滞在で頭がだら~と南国になっていて…
ようやくバリバリ仕事するモードになりました。

まず一ヵ月ぶりに家に帰ってみて驚いたのが、リノベ中の家が住めるようになっていること。

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※【AFTER】60年前のお蚕をつくっていた家をリノベ。オーストリア人の謎の大工エゴンさんと義父さんが作り上げてくれた。

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※【BEFORE】20年以上放置していたハナレ。昔ながらの鉄筋の枠組みを有効活用。

義父さんがコツコツと運びDIYで棚や椅子、ローテーブルを作りとやってくれていました。しかもいい感じ、本当ありがとうございます!

キッチンが中心な家、通称「エゴンハウス」。あとは1階のワークスペースと寝室を作れば完成。

しばらくコロナ禍で四川へもいけないので、方針転換し、日本で拠点を複数作っています。まずは滋賀に一つ。次は北海道に作る予定です。沖縄にも作りたい!

滋賀・長浜の拠点は取材で使った四川料理の本や参考文献をおき、ぼくが普段使っている四川料理セットがあり、火鍋をつくれるスパイスを常備。

この場所に滞在する人は近くの道の駅やスーパーで地元食材を使い、料理を作ったり、テレワークしながら滞在する。お得に長期滞在できるようにする。

四川料理研究部でたまってきて本格レシピもおいておけば、手軽に四川料理作れるし、ガチな四川料理好きがまた増えると思う。

と新しい事業をつくろうと計画しています。7月くらいから稼働できるようにする予定です。お楽しみに!!

■彝族(イ)の焼肉「火盆焼カオ」の由来

3月末発売予定の焼肉スパイス。これは彝族の火盆焼カオがベースとなっています。

そこで、成都在住の陳さんに実際にどのように彝族の焼肉ができたのか?調べてもらいました。

しかし、どこにも情報がない。涼山彝族自治州の西昌の人たちに聞いてもわからない。。。


■火盆焼カオを広めたい熱い人に聞いてみよう!

以前、成都で取材した西昌廖師火盆焼カオのお店の人が彝族自治州から来ていたことを思い出し、陳さんに再取材にいってもらうことに。

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※涼山彝族自治州の地図

取材したのは2016年。陳さんは初対面。店主の廖さんからいろいろと話をきいてわかったのは彝族の焼肉の発祥の地は「冕寧県」。

実はここ最後の四川食べ歩きツアーでいったところ。

※冕寧県は生ハムも有名な街

■共産党の長征で生まれた彝海結盟

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1930年代、非漢民族は国民党政府に好意をもつものはいなかった。紅軍が金沙江を渡るために行進をしていると、これ温かくむかえるものも少なかった。

金沙江の北にある彝族地区では紅軍の司令官劉伯承は冕寧県にある海子という湖のほとりで彝族の指導者小葉丹と義兄弟の契りを結んだ

~~~「長征の道」より

この時、彝族がもてなした料理が「火盆焼カオ」のはじまり…と冕寧県出身の廖さんが教えてくれました。

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■彝族と漢族が生み出したのが火盆焼カオ

廖さんは漢族です。取材してみてわかったことは火盆焼カオを経営しているのは大体が漢族。商売と料理に関しては彝族より漢族の方がうまい。

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しかし、この料理は彝族がつくり、漢族が広げたというのがぼくの見解です。

といったことを調べながら、どうこれをわかりやすく、いい感じにデザインしてページ作っていこうか…という楽しくもあり、難しい仕事をしています。

商品を通して、壮大な物語の一部をみんなにシェアできたら、最高です!

発売は3月末、お楽しみに!!


~ お知らせ ~

■オンラインサロン「四川料理研究部」

初心者から料理人まで参加。条件は四川料理を愛していること!

・【9月】ゼロから家で超本格的な火鍋を作る方法!
・【10月】ラー油を作り、よだれ鶏と担担麺を作る方法!
・【11月】5星ホテル錦江賓館シェフが教える担担麺の作り方!
・【12月】みんなで香腸、?肉を仕込もう!
・【1月】麻婆豆腐より人気がある水煮魚と水煮肉片の作り方!
・【2月】春節快楽!春節で必ず食べる餃子と抄手と湯圓の作り方!


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