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エビチャーハンを頼める大人になろう
エビチャーハンを迷いなく注文できるくらいの余裕があることは心の安寧を意味すると思う。五目チャーハンもいいけど、やっぱりエビチャーハンだ。
東京メトロ半蔵門駅からすぐのところにある「三貴苑」。初めて行く駅でなんとなく昼食を探している中で、町中華の雰囲気に誘われて入店した。テーブル席とカウンター席があるこじんまりとした店で、まさに地元の中華料理店だった。
店の雰囲気だけで食欲が増す感覚、たくさんのメニューの中で輝いていたのがエビチャーハンだった。チャーハンといっても、王道の五目チャーハン、カニチャーハン、黄金チャーハン、フカヒレあんかけチャーハン、そしてエビチャーハンの5種類。迷いはなかった、輝いているのはエビチャーハンだった。
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エビチャーハンのビジュアルって常に爆発してる。
エビがデカい、それが幸せ。
まずはチャーハンを一口食べてみた。パラパラというよりしっとりなバランス型。具材は様々入っているのに、喧嘩せずチャーハンという調和に持ち込めるのはなんで?みんなせーのでこのチャーハンを食べれば平和になるんじゃないか、とにかく美味えなぁという言葉が頭を駆け巡る。枝豆もいいアクセントになっている。侮るなかれ。調和が保たれている平和な世界だからこそ、枝豆の味は感じるし、食感も違って楽しい。
そして主役のエビ!
デカくてぷりぷりで噛めば噛むほど美味い。チャーハン→枝豆→エビのループをずっと繰り返していたくなる。予想は裏切らないんだけど、期待は超えてくる「しごでき」。大人になって、エビチャーハンをなにも気にせず頼めるようになって、心から幸せだなと感じました。
明日もまたおいしいものを食べたいですね。
ほなまた。