お昼がちょっと楽しみになるお弁当をめざして③まちがいないメインのおかず
私は比較的お弁当作りに情熱(?)を持って作っており、出来るだけ楽しめるように、日々試行錯誤しています。その中で好評だったおかずの紹介(覚書)です。
1、チーズカツレツ
これはイタリアンレストランの料理教室で教わったカツレツをアレンジしたものです。鶏胸肉(もしくはササミ)をそぎ切りにして、塩をして、牛乳に浸します。溶いた卵に肉をくぐらせてパン粉をまぶし、揚げ焼きにします。片面が焼きあがったらチーズを乗せてひっくり返し、チーズを焼き付けて出来上がりです。
豚のヒレ肉やロースでも美味しいです。チーズをのせずに仕上げてソースを絡めてソースカツ(丼)にするのもおすすめです。
2、鶏肉のマヨポン焼き
お世話になっている料理研究家の方のレシピを少しアレンジして。鶏もも肉に気持ちしっかり塩をした後、片栗粉ををまぶし、フライパンで焼きます(弱火から中火)。良い焼き色がつき、火が通ったら一端火を消します(調味料の焦げ付き防止)。ひと呼吸おいてからポン酢を加え、火をつけてお肉に絡めます。マヨネーズ投入して絡め、マヨネーズが透明になれば完成。余分な油をペーパーで除きお弁当箱へ。
3、鯖のカレー粉焼き
塩鯖を使ったおかずです。冷凍保存しやすい塩さばをそのままでは少し寂しいということでカレー粉をまぶして揚げ焼きに。
骨とヒレが残っていれば外して3cm程度の幅でカット。カレー粉と片栗粉をまぶしてフライパンで揚げ焼きします。時間が経ってから食べるのである程度油を使用したほうが美味しく食べられると思います。良い色が付いたら出来上がりです。
4、豚肉のチーズ巻き
豚の脂とチーズはとても相性が良いです。バラ肉に軽く塩をして、チーズを巻き込んで焼きます。巻く手間はありますが、満足度の高いおかずです。チーズだけだと流れ出してしまうので、半分にカットしたピーマンや、切れ込みを入れた竹輪の中にチーズを入れて巻き込むとボリュームもアップして良いと思います。
5、中華系のおかず
かなりざっくりですが、中華のおかずをしっかり目の味つけにするとお弁当にとても良いようです。これも「油」のおかげという要素が大きい気がします。回鍋肉などの炒め物、酢豚、エビチリなど。
炒めものは少し面倒ですが、使用する野菜を下茹することがポイントだと思います。素揚げできれば一番良いですが、茹でることで十分です。余分な水分を飛ばし、フライパンで肉類と合わせるときはさっと高温で絡ませる程度にすると水っぽくならずに仕上がります。茹でるときも炒めるフライパンを使えばフライパンを温めることもできて洗い物も増やさずにできます。
酢豚やエビチリみたいなものは餡を少し固めにしてしっかり絡ませることが大事だと思います。主張の強いものの汁気は他のおかずに迷惑なので。
メインのおかずではないですが、炒飯は優秀だと思っています。炒飯であればおかずは副菜だけで良く、冷凍ご飯、卵、ネギがあればできるので。専門学校での試験課題であったこともあり、作りこんだので美味しく作るポイントをあげておきたいと思います。
炒飯のポイントは高温短時間、温かいご飯、食材と調味料が全て揃っていることだと思います。しっかり焼いて油をしいたフライパンに溶き卵、すかさずご飯を加えて一気にひっくり返します。ここから30秒が勝負。ご飯をほぐしながらたまごに絡めて黄色いご飯にします。ご飯がパラパラになったら紹興酒、塩(かなりしっかり目)を加えて味を整え、ネギを加えたらすぐに鍋肌に醤油をたらして焦がし醤油の香りをつけ、煽って完成です。ネギは余熱だけで火を入れるイメージになります。とてもシンプルな素材ですが、炒飯ってこんなに美味しかったんだと思えると思います。
6、焼肉
男性にはやっぱり、ご飯に焼肉、がテンション上がるようです。良いお肉があれば焼いてのせるだけ。原価は多少かかりますが、簡単でかなりの満足度。少し特別な日に。