愛嬌が足りなくて

23日目です。

主に接客業で、マニュアル通りの対応しかしないとかえって柔軟な対応ができないよな、と思うときがよくあります。
そういうときはある程度語感を和らげてみようと試みるのですが、言葉選びが苦手なこともありうまくいきません。
こういうとき、「パートのおばちゃん」的ポジションにいる方々の華麗な捌きぶりを見ていると羨ましく思えてきます。
もちろん熟練ゆえの捌きぶりだとは思うのですが、「おばちゃん」ならではの愛嬌というものも相まってそのオーラが出ているような気もします。
「お会計は◯◯円です。」という一言に取っても、少し言い方を柔らかくするのは至難の業。若者がそういった表現をすると舐めた態度で仕事してると思われていそうだな、と思ってしまうのです。それが「おばちゃん」からは微塵も感じられない。私には到底出せない表現力です。
柔軟な表現力を見習いたい気持ちはあるのですが、仮にそれがすぐに習得できたとしても、自分の成熟度に追いつくまでにはあと何年かかるのでしょうか。
改めて、従事者には感謝してもしきれません。私はそのオーラを少しでも手に入れられやしないかと日々にらめっこしてます。余裕があったらください。

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