英語習得に一番向いているのは役者なのでは仮説

体験イコールボキャブラリーである

まず、言葉のボキャブラリーは経験を通じて増やしていくもの、なんじゃないかと考えます。
わかりやすく言うと、英語しか喋れない人と一緒に料理を作ったと考えてみよう。その一回の料理でどれくらいの単語が覚えられるでしょう?
knife, cut board, boil/saute/fry, pot/panあたりから始まり、料理を作って食べてる頃にはかなりの単語が身につくはずなんです。
と言うのも、それらの言葉は今まさに自分が体験していることと、直接関わりのある言葉だから。
Pass me a knife. って言われてフライパン渡してたら話にならないでしょ。

これと丁度真逆のことが単語帳の丸暗記じゃないでしょうか。退屈すぎて頭に入ってきません。
あれは何でかって言うと、自分の現在の状況と全く無関係の言葉を無理やり頭に詰め込もうとしてるから。

つまりは何が言いたいのかと言うと、英語を通じた体験が多ければ多いほど速く英語が身につくと言うことです。
何だかこう書くと当たり前すぎること書いてる気がしてきたけど・・・まぁここまでは分かりやすいよね。


それと役者と何の関係があるのか

役者と言うのは、感情を制御し、セリフ、動作、表情に到るまで他人に成り切って演じる技能です。
つまり本来なら自分に無関係な文章を、役に成り切ることで、まるで自分が体験したことのように演じます。
また、自分のセリフを何度も何度も繰り返し音読して、すっと口から出て来るくらい体に染み込ませる作業もするでしょう。
そして最終的に舞台やフィルムの中で本当にその人物になるのです。

これがまさに、英語習得が速くなるメソッドそのままなんじゃないかと言うことです!(机バン!)
肝心な部分だけ書き出してみましょう。
・文章の集中的な音読、暗記
・役に成り切ることでの擬似的に体験する
・本番までの期限が決まっている中でのコミットメント
・自然にアウトプット中心の練習になる

ほらほら、英語を体得するのに必要な作業がギュッと詰め込まれてませんか?
日本人に取っては特に二つ目の擬似的な体験がめちゃくちゃ重要です。
なにせ周りに英語喋れる人が少なくて、英語の環境を整えるのに苦労する人が多いですから。
どうでしょう。真剣に英語劇をやったら2〜3回で英語喋れるようになる気がしませんか?


しかし実践はしてません

まぁこんなことを映画「Inception」の渡辺謙さん見ながら思いついたんだけど・・・ってこの映画もう9年前か!
アイデア寝かせすぎ!っていうか起こしてないし!
まぁでも、きっと合ってると思うよこの仮説。


じゃ、今日はこのくらいで逃げときます。アディオス!


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