英語の多読にKindle Unlimitedは向いているか?
Amazon unlimited を知っとりますでしょうか。
アマゾンのサービスで月額800円くらいで対象の本が読み放題になるサービスです。うろ覚えでごめんなさい。うまく使えばかなりお得なんですが、このサービスめっちゃくちゃ使い勝手が悪いです。
まず、検索に絞り込みが出来ない。カテゴリーは分けてあるらしいけどどうやってそれぞれのカテゴリに遷移できるかわからない。見た感じ洋書はもう「洋書」って言うカテゴリに全てぶっ込まれてるようなインターフェイスになっちゃってます。成体になるまで人間に育てられたゴリラが、ある朝ジャングルに放たれた!ってレベルでどう探せばいいかわかんないです。
ただ、僕は結構頑張って(ゴミ本がいっぱい並んでるランキングのページを堀りに掘って)面白い本をいくつか見つけることが出来たので、それを取っ掛かりに関連する本を辿っていくと中々使えるサービスなんじゃないでしょうか。と言うわけで僕が見つけた本たちをざざっと紹介します。
これはシリーズものになっていて、最初の方が主人公の生い立ちや人間関係が鮮やかに書かれていて面白かった。3くらいまで読んだけどそのさきは読んで無いなそういえば。。。
主人公サイドの非力さと悪者サイドの気持ち悪さ、そして出口の見えないシチュエーション。「おいおいやばいな次どうするのよ」とか独り言言いながらページめくっちゃう系ですね。
こっちも上のNo Exit と同じ作者で、こいつも大変ドキドキしちゃう系です。No Exitと共通してるのは主人公達が非力すぎて、悪者サイドが凶悪すぎること。こちらもおすすめ。
これもシリーズもので7冊出てます。主人公は家系の調査をする仕事をしていて、異常なほど地味な作業をしています。大部分の描写が図書館みたいな場所だったりするんですが、その地味な調査で少しずつ少しずつ家系図に隠されてる秘密が暴かれていくのがかなりスリリングです。すごく好きなシリーズ。
この小説は不思議な小説です。章が変わる度に主人公も変わり、ただ淡々と人々の人生の一部が語られていくんですが、それがいつの間にか少しずつ大きな力になっていく。小さな力や小さな行いが雪だるまのように大きくなって人の人生を変えていく様子を静かに描いた作品です。僕は大好きでした。そしてアマゾンの製品ページがなぜかシドニーシェルダンにジャックされちゃってる何だか凄くかわいそうな本です。早く直してあげて・・・。
メジャー作品だから無いだろうと思ってて、最近Unlimitedで見つけてびっくりした本です。少年が海を漂流してしまうんですが、トラとかチンパンジーも同じボートに乗ってて、さぁどうやってサバイブしよう・・・っていう、映画になったはずだから知ってる人多いかな。少年の明るさがとっても良いのと、あとすごくウミガメを食べて見たくなる本です。
で、結論は?
さて、色々紹介したけど、英語の多読にkindle unlimitedは向いているのか?って言うことですが、結論は・・・「人による!」
あ、石投げないで。
つまりその、本を読むのが好きで、本を探す時間も我慢できる人にとってはお安くたくさんの本が読めてとても良いと思います。
ただ現時点で言うと、最初に言った通り検索が機能して無いので、どうにも探しにくいです。本を探してる時間でオンライン記事でも読んだ方がいいんじゃ無いか・・・とはたまに思いますが、面白い本を見つけた時のお宝掘り当てた感は中々くせになるかなーと思います。
あ、あと本屋さんに並んでるような売れ筋の本はunlimitedに入ることはまず無いので、そこには期待しないように・・・。
それでは今日はこのへんで。
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