樹海を飛んでパトロール
今日は「樹海をドローンパトロール」というお話をしたいと思います。
最近、山梨県側の富士の樹海である青木ヶ原樹海でドローンを飛ばして、自殺しそうな人を赤外線で発見したら、自殺を思いとどまらせる様な声をかけるみたいなんです。
この、青木ヶ原樹海は自殺の名所になってしまっていて、日本だけじゃなく海外の人にも結構知られているぐらいほ自殺の名称だったりします。
実際にドローンを飛ばしている日程などは未定にしてあるみたいで、事前に知られていないことが効果的で、事前に知られてしまうと効果がなくなることがあるため、事前告知なしでドローンを飛ばしてスピーカーで声をかけるそうです。
青木ヶ原樹海というのは富士山から北西あたりにある場所。
一応自然が豊かで、ハイキングコースのような場所もあったりするのですが、いろんな地方から自殺者を呼び寄せてしまうようです。
自殺と言ってもさまざまな方法があります。
首吊りや薬物、高所から飛び降りる、路線に飛び込む投身自殺などいろいろある。
5割近くの方が自宅で首吊り自殺をすることが多いようです。
あと、自宅で薬物による自殺も多いみたい。
それから、自殺者のだいたい10%ぐらいの人が海や山に行って自殺する割合があるそうです。
青野ヶ原の近くの村では、死体がぶら下がっていても放置されているという話を読んだことがあります。
参考図書▼
樹海近くの人は、死体を見かけても見て見ぬふりをするそうです。
通報すると、半日ぐらい警察の事情調査されたりするため、それが面倒くさくて自殺していてもほったらかしにされていると書かれていました。
少し汚い話ですが、首吊り自殺をした人の身長が伸びるという現象があるそうです。
夏場に首吊り自殺をして、体が腐敗していくとドロドロしてきて、身長が伸びる。
1ヶ月ほどすると体が伸びきって、最後には「ブチッ!」と、首がちぎれて地面に落ち、虫に分解されていくようです。
ちなみに、
冬だと目を開けたまま凍っているそうな。
村人の証言では、5月頃になると樹海の周りをうろうろしている人が見られるそうです。
黒い装束に身を包んで、包丁を片手に樹海に入っていく女性もいたという。
また、
首吊り自殺に失敗した例もあり、高い木にロープをかけて飛び降りたものの、枝が折れて地面に落ちて助かったという命拾いした話もあります。
両手両足をベルトで縛ってアロンアルファで固めて動けなくなり、「助けてくれ」と村人のところにはいずってきた例もあります。
村人にとっては迷惑な話です。
もう、なんかゴミ問題のようになっている。
この本の内容だって20年前ぐらいの話です。
ドローンパトロールでスピーカーで呼びかけるような活動が行われるようになっているということは、今でも状況はあまり変わっていないのかもしれませんね。
テクノロジーが発展し、スマホやドローン、AIが生まれたことで何でも解決できるというわけではない。
結局今の時代は、生き方や哲学を持っている方が重要な時代になっているように感じます。
自分は何でこの仕事をしているんだろう?
今日何をすべきなんだろう?
自分の人生は何をするべきなんだろう?
といった人間の根本的な生き方。
これらはテクノロジーでは解決できないのではないかとも思います。
僕自身、人間はいつか必ず死ぬので、今死ぬ必要はないと思っている派です。
話がズレてきたのでこのへんで、
今日は「青野ヶ原の樹海をドローンパトロールでスピーカーで声をかけ、自殺を思いとどまらせる活動をしているよ」という話でした。
それではまた。